東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『穏やかな日曜日』

tokyomoon2014-11-24

土曜は仕事で、日曜は休み。快晴。布団を干して洗濯をし、掃除機をかける。掃除機をかけ終わる頃に洗濯が終わり、それを干す。ネコのみぞれはベランダに出るとそれに乗じて一緒に出てベランダ周りを探索する。最近、玄関を開けると外に出るようになり、なんだかいっぱしのネコになりつつある。


洗濯物を干している時、BGMがわりに携帯から音楽を流している。amiimaの曲。それを聴いていた娘が曲に合わせて踊りだした。なんでもお姫様が悪い魔女をやっつけるだとかどうとか。彼女なりにテーマがあり、音楽に合わせて踊る。自由。自分の中にある物語だけを身体目一杯で表現している。良いなぁと思う。


それから娘と近所の公園で遊ぶ。砂場で山を作り、滑り台で遊ぶ。一歳とか二歳くらいの子供が遊びにくると、その子に近寄って一緒に遊ぼうとする。どちらかというと子供よりも、そのお母さんとおしゃべりをしたいようで、自分の名前や年齢をしゃべっては満足そうにしている。その後に、大鳥神社鬼子母神に行き、鬼子母神の駄菓子屋さんでキャンディを買って境内で食べる。大公孫樹は陽を浴びて黄色く色づいている。よく陽の当たる上の部分は真っ黄色で、下のほうになるとまだ少し緑がかっている。あれは陽の当たり方によるんだよ、と娘に言ってみるけれど、生返事ばかりでキャンディを食べることに夢中。境内では七五三を祝っている家族連れが多く、その振袖をみて、自分も着たいとせがむ。今日はダメというとものすごく泣いた。遊び疲れたこともあったのだろう。買い物に行く用事があったので、号泣している娘をなだめながらスーパーへ。抱っこしてくれとせがんでくるが、それはしない。甘えさせ過ぎは良くない、と思い。


買い物終わりには、反省したようですっかり機嫌を直す。買い物帰りにまた公園に寄って、遊ぶ。陽射しが強く、影がすごくはっきり出るので、影で動物の真似をしたり、『止』をとめたりする。


家に戻って昼食。嫁がつくる焼きそば。その後、さっそく夜ご飯の準備。僕はカレーを作り、嫁はビザ用の生地を作っていた。娘も人参を切るのを手伝ってくれた。カレーを作ってから少しテレビを観る。録画していた『WALL・E』。前半の廃墟の地球のとてつもなくリアルな描写と、後半の宇宙船以降の描写は明らかに違う。それは実際に撮影された人を使っている前半と、退化をディフォルメしたアニメーションを差別化するための意志がある。やはり面白い。娘はなぜかこの作品を怖い怖いという。実はかなり的を得ている意見だと思う。


夕方に改めて買い物。外に出るとちょうど夕陽が沈む頃合い。暮れていく。とても良い風景。買い物終わりにはすっかり暗くなっていた。娘と風呂に入り、カレーとピザを食べる夕食。その後は家族でテレビを見て9時に床につく。娘と一緒に寝てしまった。


とても贅沢な一日。翌朝起きたら、娘がおねしょをしていたが。