東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『今冬一番の寒さ(現在のところ)』

天気予報でもやたらと言っていたのだけど、寒い一日だった。

が、天気予報を見ればもっと北の方ではさらに一層気温が低い。明日の予報だと、かつて住んだ帯広は氷点下も氷点下。そんなところで暮らしていた身として、この寒さへの耐性の無さは何事か。


日頃、御世話になっているT夫妻の、ご主人さんが明日から1月半ほど入院することになり、入院前に家族で会いに。娘子に笑顔で応接してくれる姿を見てとても元気なのでホッとした。明日からは色々と食事にも気を遣わなくてはならないとのことで、お酒も控えなくてはならず、「今日が飲み納め」と言って笑っていた。娘子へということでぬいぐるみやブロックを頂いた。当の娘子は、その贈り物にヨロコビさっそく遊び始めたのだけど、途中からなぜかその贈り物を包んでいたヒモの方に興味が出たようで、帰ってからもやけにヒモで遊んでいた。ヒモも、娘子には遊び道具なのだろう。


福島聡さんの『星屑ニーナ』2巻。1年ぶりの新刊。

時間=死によって残されるロボットの物語。

前巻が主人公のロボット星屑とご主人であり(人生の)先生でもあるニーナとの交流を描く第一部とするならば、
片思いした相手(ニーナ)を、死という致命的な要因で失った少年ルイが『本物の愛』を探す第二部となる今巻。
飛躍的に経過していく時間では、『想い』を忘れ去ることは出来ない。
そして、否定することも、解決策とはならない。
新しく育まれた関係によって、そして過去を肯定するこによって、やっと過去は乗り越えられる。

そして、さらに時は動き出す。次巻はどうなるんだ。