東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『月が奇麗ですね』

今日は気持ち良く晴れた。仕事で、一度外に出たけれど歩くのが気持ち良かった。諸々がバタバタしていっつも焦っていた日々が続いたけれど、ここ2日くらいは少し落ち着いて、たまっていた雑務を少しずつ消化できている。で、歩いたのは原宿だったのだけど、駅前の交差点でシャボン玉を量産している男性がいた。その真意は謎。


渋谷のTSUTAYA坂本龍一さんのアルバム「THREE」を購入。なぜTSUTAYAかというとTポイントで購入できるから。これまで一度たりとも使っていなかったTポイント。先日、くるりのアルバムを購入した際、Tポイントを使いますか?と聞かれ500円くらい安くなるかと思いきや「全額ポイントでいけます」と驚きの返事。そのうえまだ5000ポイント以上残っていると言われたので、今回もポイントを消費することにした。今まで言われるがままにカードを差し出していただけのポイントが、このような形で役に立つとは思いもよらなんだ。少し前に発売されているシガーロスの新譜もと思ったけれど、さすがに足りないのでひとまず保留。だけど、シガーロスの新曲で、とても良い曲があるんだ。あれはリピートで聞きたい。


余裕があるような気になっているけれど、いろいろの締め切りが来週以降にある。それをどうこなすか。個人的には、一つ一つ順番につぶしていかないと嫌な性分なのだけど、そうもいかず、平行してこなさねばならない。クオリティというか、自分の考えをどっちもきちんと示さねばならない。いくつもの仕事を平行して抱えている人というのはすごいなぁと感心する。こうやって日記を書いているのは、気分的に落ちつているからなのだけど、来週はそんな暇もなくなるだろうか。


そういえば、よく知られていることなのか分からないのだけど、僕は今日、職場で知ったこと。かつて夏目漱石が学校で先生をしていた頃、生徒が「I LOVE YOU」を「我君ヲ愛ス」と訳したことに対して、「月が奇麗ですね」と訳しなさいと言ったという。直接的な物言いをしない、日本人らしさというものなのだろうけれど、そういう例えに『月』が使われるところの、『月』の特別さがあるように思う。まぁ、そういうエピソードがなければ、いきなり人に「月が奇麗ですね」と言ったとしてもよもや「好きです」の意とは汲まれないなかろうが。