東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『友人の結婚式』

また、半月ほど日記が滞る。バタバタしていた。仕事と、脚本と、映像の編集でガッチガチだった。ほとんど寝ていなかった。言い過ぎた。寝ていたけど、布団に横になって寝たというのがあんまりなかった。椅子に座りながらか、床に横になるかで、そういうとき2、3時間ほど寝ては起きてを繰り返していた。仕事が終わり帰宅すると0時を過ぎていて、それから即座に脚本を書くか、編集をする日々。映像と脚本の締め切りが重なったのもあって10月末は死にものぐるいだった。


谷川さんの結婚式が4日(日)にあり、その披露宴で流す映像を編集させてもらった。僕も一緒になって撮影した素材と、谷川さんたちが撮って来てくれた素材を、音楽に合わせて編集する。披露宴で流すものでもあるので、ある程度テーマを決めつつ、でもやりたいことをやらせてもらえた。もちろん、谷川さんたちの要望はかなえつつのつもりで。すべて順調だったわけではなく、製作段階では口論になったこともあるけれど、妥協無くギリギリ良いものを作ろうとやれる限りは尽くした、つもりであります。

で、式当日。僕は朝一で仕事があったので仕事の現場に行ったのだけど、予想よりも仕事の時間がかかってしまい式場に向かえたのは14時過ぎ。いろいろ間に合わないだろうなぁと思ったのだけど、映像の上映のタイミングには間に合った。ほっとしたような、余計に緊張するような、アレ。で、映像再生。残念だったのは、僕が動画を書き出した時のコマ数設定を調整してなかったせいで、映像が微妙にカクカクしていたこと。後で、見た人たちに聞いたところ、気にはならなかったと言ってくれたのだけど、作り手としては残念無念。最後の最後で、肝心なところで抜け落ちていた。


披露宴は最後しかいれなかったのだけど、それでも身近な人の幸せというのは素直にうれしい。最後の新郎挨拶で、いつもはきちんとした言葉にすることが多い谷川さんが、うまく言葉にできず、ただただ「ありがとう」と言った時は、なにやらしみじみとしました。で、一緒に招待されたかげわたりの鈴木君の披露宴の感想が、「これ、自分の娘の結婚式だと思ったら、たまんないなぁ」と言ったことで、まだ2歳にも満たない娘の結婚式のことを考えるって、どれだけ先のなんだと面白かった。まずは、本当におめでとう。


で、僕の方はひとまず一つの大きな山を越えて、あとは脚本。現在、第五稿。やっと方向性が定まってきた。あとは後半に向けての勢いをどれだけつけることが出来るか。もう一踏ん張り。