東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『未来の自分を挑発しつつ』

13日が終わって、一区切り。無事にいろいろ終わった。無事にというか、とても良かった。仕事とはいえ、仕事度外視でいろいろやって、観に来た上司から「やりすぎだったよ」というくらいのものだったらしい。それでいい。


今回の仕事で、ある漫画家の方とお仕事をご一緒した。その方とリハーサルの帰りに話をしたのだけど、後先考えずに「今、面白い」と思えることを詰め込んで、次は、その時の自分に「任せた」するらしい。もっと言うなら、未来の自分よ、今の自分を越えてみろと挑発するのだという。自分もそうだと思う。後先考えている場合ではなく、とにかく今だ。そこを全力でやって、次は次でそれを越えるために必死で考える。


にしても、ひたすら映像の編集を行なった。ひたすらFranz Ferdinandを聞いた。ってその一曲を使ったからなのだけど。うれしかったのは、その映像を多くの人が喜んでくれたことだ。で、当日スタッフで参加してくれた現地スタッフさんたちが、映像編集を僕がやったと聞いて、「何の人なんですか?」と疑問に思ったらしい。だろうな、本来ならばそれは今の僕がやることではないから。それでいったら、脚本を書くというのも、今の仕事からすると考えられないわけで、デタラメなのかもしれないけれど、それで良いと思う。仕事は仕事でやりつつ、それ以外の面白さもやらねば。まぁ、疲弊しないようにだけど、それは難しいか。


良い出会いもあったし。また広がるといいなと思う。


そして、今日は山形に帰省していた娘と嫁が帰ってきた。東京駅に迎えに行く。日数でいえばそれほどではないはずなのに、会った娘はなんとなく成長しているように思うから不思議だ。


で、ある契約をした。大きい契約。よもや自分がそんなことをするとは思わなかった。でも、うれしい。これで、鬼子母神雑司ヶ谷という場所に、腰を据えることができるような気がする。もっと町を歩こう。娘とも一緒に。そして何より、親に感謝。親のサポートがなければ実現できなかったのだ。何せ、貧弱な経済状況。そして僕自身がその手の契約に関してまったく疎い。実際、契約書が届いたものの、その内容をまったく理解出来ず、父親に転送して確認してもらった。どうなのだろうか、そんな30代半ばというのは。


とりあえず、いろいろ一区切り。また、これから。