東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『撮影と帰省と雨』

雨が降り続ける日々。

24日(日)は谷川さんとHさんととある件で、撮影。水道橋から吉祥寺、阿佐ヶ谷と出歩く。雨の中、町を歩く。阿佐ヶ谷を歩くのは久しぶりで、僕自身も懐かしかった。プロットという芝居小屋があって、文字通り『小屋』のサイズで、そこで僕もかつて芝居をした。もうずいぶんと前。今も変わらず劇場がそこにあるというのは、何やら感慨深いものがある。

撮影といっても機材はデジタルハリネズミ。非常に簡易的。収録がいっぱいになると、持って来たパソコンにデータを移行。コンパクトといえばコンパクトだけど、まぁ、本当だったらもっといろいろあるといい。例えば、電車の中で撮影をしていたのだけ、外の光量と車内の光量が違ってしまい、車内にいる人物にフォーカスが合うと、外の風景がしらっちゃけてしまう。せっかくの車窓の風景が見えない。照明機材や、カメラの機能がもっと豊富にあるものであればその辺の調整がきくのだけど、それが出来ないことの残念さは、ある。

あとは、撮る素材のこと。多少、いろいろ考えて臨んだものの、もっと考えるべきことがあるように思う。収録したものをつないでみたりしながら、改めて考える。


撮影を終えたら、谷川さんとHさんと別れて、僕の実家へ。嫁氏と娘子が2日前から実家に行っていたので、僕も遅ればせながら合流。娘子はどこでも元気。そして母と父もまた、娘子に軽く振り回されており、嫁氏は引き続き、調子が悪そうだった。今朝は、久しぶりに実家からの通勤。いつもは30分ほどで着く職場が、1時間30分ほどかかった。まぁ、早く着くけど乗り換えがめんどくさいルートを避けて、多少時間がかかってもシンプルなルートを選んだからということはあるけれど。


帰宅して、メールを見ると、書いた脚本に対する返信。ダメだしの嵐。うーん、ドツボにはまってしまった。改めて、第一稿の原点に立ち返り、その時の勢いを取り戻す方向に返る。仕事と、編集と、脚本。そのうえ、家のこともある。いろいろバタバタしてしまっている。