東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『撮影終了』

■ 昨日、自主映画の撮影を行い、撮影自体はひとまずクランクアップした。長かった。結局トータルすると撮影は5日しかやっていない。だけど最初の撮影が1月だったので、かれこれ4ヶ月経っている。スケジュールを調整することの難しさを痛感した。ほんと半端ない。1ヶ月のうち、1日を調整するだけでも一苦労だった。みんな忙しい。あと、僕もいろいろとバタバタしているし。こんな実情だと芝居をするなんてほんと難しいなと思う。


■ それはさておき、撮影について。撮影場所は、以前、『東京の果て』の稽古で使った池袋の稽古場。映画の主人公が入っている劇団の稽古風景シーン。出演者は冨江くん、それと『東京の果て』に出てもらったUさん、カタカナの谷川さんに、しばしばかげわたりの手伝いなどをしているOさん。このシーンに関しては、これまでのシーン以上に、愉快になればと思い、いろいろやってもらう。自分なりふざけるところはふざけてみつつ。やっぱり、どんな作品でも、基本的には笑いたい。笑えると楽しいし。


出演者それぞれに、それぞれの魅力がある。それはもちろん僕個人の好みでしかないけれど、そうだとしても、僕にはその人がとても魅力的に思える。


■ 難しいのは、音声録音。役者の発する言葉や、動作で生じる音を拾う為の機材や技術が足りないことと、もう一つ問題だったのは周辺の環境音をどうするかということでした。今回に関しては、区民施設での撮影だったので、僕らの他にも施設を借りている団体がいて、その人たちのしゃべり声とか活動している音がどうやっても入ってしまうこと。これは、まぁ、僕の準備不足ではあるのだけど。極端な話し、施設の部屋をもう少し借りておくとか、協力を願うとかできたはず。でも、まぁ、それをやらなかった。

だからどうしたかというと、結局、静かになるのを待って、静かになったら撮影を開始する、ということ。出演している人たちは大変だったと思う。難しい。

■ 自主映画をやろうと思ったきっかけは、まずは冨江君から誘われたことが第一だけど、その他に、今の自分の仕事で、技術的な面で作品製作に可能性を少し持てたことと、芝居をする時間はないけれど映画なら休みを利用して撮影が出来るのではなかろうかという憶測があったことで、それで自主映画を撮ろうと考えた。まだ編集が途中の段階で、まとめるのはなんだけど、ひとまず撮影は終えた現状で、出来ないことはないなという思いと、そうはいってもいろいろ難しく大変だったという思いがある。楽しかった。それは当然ありつつも、そのためにいろいろな困難もあった。つくづく難しくいろいろとやりづらい。自分の状況をいろいろ憂いても仕方がないのだけど。とにかく今は、今やれることを全力でやっていこうと思う。自主映画とはいえ、自分としてはやれるかぎりのことを全部やる。


■ ひとまず撮影は終了。これからは編集作業を本格的に進めていきたい。ただ、まぁ、今日はヘトヘト。