東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『ずっと脚本を書いていた』

8月も進み、気がつけばお盆間近。

振り返ると日記の更新が7月末で止まっていた。ずっと脚本を書いている日々だった。途中まで書いて、以前の職場にいたときに何度か仕事をご一緒させてもらった方にその脚本を見せたところ、最後まで書いたものを読ませてほしいと言われ、では、とその脚本を書いていた。いくつかの課題をもらい、それをクリアーしつついかにして話を進めるかを悩んでいるとあっという間に日が過ぎて、そもそも日中は仕事があり、脚本は夜しかかけず、考えていたらそのまま寝ていたなんてことも多かった。9日の朝に、連絡をくれた方からメールがあり、「どうですか?」と尋ねられ「(約束していた)明後日の朝までには必ず」と返信をしたところ、ほんとのところ約束していた期日は「8日中もしくは9日の朝」であって、おそらく僕個人の願望が勝手に締め切りを先延ばしにしていたようだ。なんとか締め切りを10日の朝にしてもらい、仕事を終えてからその日は死にものぐるいで脚本を書いた。朝6時頃になんとか最後まで至り、送信。それで1時間ほど横になった。やりとげたことの満足感もなかった。というのも締め切り(約束)をきちんと守れなかったこともある。


その日は、1時間ほどの睡眠だったけど不思議と仕事中も集中力は続いた。まぁ、室内での作業よりも外を行ったり来たりしていて、バテている暇もなかったからなのだけど。


夜に、かげわたりの宮嶋君から暑気払いをやろうと言われていたので、仕事を終えてから池袋の居酒屋へ。と、お店に入る直前に電話が。脚本を読んだという報告。で、驚きの展開を向かえるのだけど、それはあくまでまだ先の話。予定は未定。ひとまずさらに脚本を改訂する必要が出てきた。締め切りは先のようですぐに来る。うれしかったのはその脚本を読んで、「セオリーを無視しつつ、衝動とかで書いている感じが、どんどんとページをめくらせる」といった言葉をもらえ、さらに「どこか舞台の戯曲のように感じる」と言ってもらえたことだ。自分の根底にはやはり、舞台での表現を意識した書き方があるのだと思う。まぁ、肯定面ばかりではないのだろうけれども、久しぶりに思いっきりパソコンを打つ勢いで書いた脚本だったので、その点を多少なりとも評価してもらえたことがうれしかった。


で、宮嶋くんや、家常さん、おさむし等と暑気払い。楽しく飲む。お店をかえて飲み直し始めたら途端に疲れが出てきて、寝てしまった。くだらないことも話していたのだけど、少しばかり真面目な話もしていて、科学文明の発展を発展させるために『平和』と言う言葉が、ある意味で「発見」されて利用されたのではないかと言う家常さんの話には、同感するところがあり、何かしゃべりたかったが体力切れ。お先に失礼させてもらった。


土曜。いよいよ限界を感じ、銀座のアップルストアへ。Macbookproを購入する。余裕があれば15インチのものをと思うのだけど、余裕はサラサラないので13インチのサイズのもので。ただ、動画編集などのことを考えて、スペックはいいものを。結果16万ほどの買い物になったのだけど、可能な限りのローンを組み、痛みを先延ばしにする。金無いな。で、ふと、今、自分が入っている生命保険を解約しようかと思う。とりあえず2年くらいは死なないだろう。まぁ、そんな風に思っていて「まさか」のための保険なわけだが、「まさか」はまさかないだろうと思うことにする。


その後、嫁氏の友人の住む、豊洲のマンションへ家族で伺う。東京湾花火大会の花火をそこから観させてもらう。いい具合に観れるので、娘も楽しそうだった。ただ、マンションと花火会場の間に、東京電力の建物があり、少し低めに打上る花火は観れなかった。こんなところでも、東電わよぉ。

なんやかんやで、僕もうたた寝してしまい、娘子も眠ってしまい、23時過ぎに豊洲を後にする。池袋に着いたあたりで、娘子が大声で泣き出した。急いで帰宅。布団に横にすると落ちついて寝る。楽しかったものの、親の都合で遅くまで遊びすぎることはやはり娘子には負担をかけているのだと猛省。


そうやって、日々は過ぎ明日からのお盆ウィークも、僕は脚本を書き直しなどを全力で行う予定。