東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『娘の発症/うれしい頂き物』

娘の体調がここ数日よくなかった。深刻なのは、咳き込む拍子に食べたものをもどしてしまうことで、もう吐くものがなくなってしまったあと、胃液のようなものを吐いてしまうときは本当に辛そうだ。で、今朝一緒に病院へ連れて行った。2度目の診察。以前行った時に、また戻すようなことがあったら来てくれと言われていた。


診察を受けたところ、インフルエンザA型と診断される。うーん、かかってしまったか。本人は39℃近くの高熱なのに日中はへっちゃらな顔をしている。だが、インフルエンザはインフルエンザ。タミフルを処方され、帰宅。僕は家まで送ってから職場へ。職場でもかなりインフルエンザが蔓延している。今は、それへの警戒が強化されており、高熱が出てから5日は安静にするように指導が入っている。


では、インフルエンザにかかった身内がいるものはどうすべきなのか?上司に尋ねたところ、マスクを常時着用せよとお達しがくる。マスクかよ。俺、マスクなんて滅多に使用しない。正直言うと嫌なのだ。マスク、なんか、鬱陶しい。職場の人が1つくれたのだけど、付け方さえ判らなかった。とても便利なマスクで鼻のところにスポンジが着いているのだけど、それがよくわからず逆さまにつけていた。あと、マスクって1日ごとに取り替えるものなのか?それさえも判らない


話は変わって、昨日、非常にうれしい頂き物をもらった。詳しくは書けないのだけど、それは本当にうれしいものです。自分の作品が一つの形になったもの。恥ずかしいのは、いくつか僕の手書きの文字が使用されていて、その字のあまりの下手さだ。この時ほど、自分の字の下手さを恥じたことはなかった。まぁ、字が下手なのは仕方がないのだけど。ただ、その手書き文字を使用することも、またその作品の製作者の方々の意志を感じるからうれしい。監督から「徹底的にB級を目指す」と言われ、そこを突き詰めてほしいと思った。だから、その頂き物が本当にうれしいのです。


で、夕方。仕事上でとある方と初めてお会いして話をした。本来の目的は、会社間の微妙な契約のこじれをまとめるための席で、その話の時はどちらともなく神妙だった。それが終わって、雑談になった際、少しばかり自分が脚本を書いたことを話した。すると、その方が「それって、アレのソレですか?」と。まぁ、そのアレとかソレは伏せ字で、実際はまさに僕の書いた本のことなのだけど、それを初めて会った人が知っていることに驚いた。で、向こうの方がさらに驚いてた。なんでも、スタッフの方伝いで、僕の作品のことを知っていたようだ。だから、尚更驚いたのだろう。なにせ、僕の肩書きは全然関係ない職種だし。別れ際は、そのきっかけのおかげで笑顔だった。そのスタッフの人に僕に会ったことを伝えておきますよ、とうれしそうに言ってくれた。何かをしたことが、こうやって思わぬ縁を繋いでくれる。そういうことがあるのが本当にうれしい。


そして、インフルエンザにかからぬよう気をつけねばならない