東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『インフルエンザになりました』

インフルエンザにかかってしまった。マスクは嫌いだ、なんて言っておいてかかるのだから情けない。

調子が悪いなと思ったのは、日曜の朝だった。少し寒気を感じた。そういう日に限って仕事は朝からあり、しかも外にいることが多いわ、夜遅くまでかかるわの一日だった。夕方になり、いよいよ熱が上がって来た。で、翌日ゆっくりできればいいのだけど、そういう時に限って翌日も早朝から起きねばならぬ時だったりする。で、月曜もぼんやりしながら仕事をこなす。ただ、『やらねばならない』という気もあってか、風邪でどうしようもないというよりは、『なんとかなる』ぐらいのレベルをずーっと保つ感じだった。ただ、まぁ、会う人会う人に「目がやばい」「やつれてる」と言われる始末。夜8時くらいに、なんとか帰路へ。近所のラーメン屋で無駄にニンニクや唐辛子をいれたラーメンを食べる。

そして、帰宅し布団を幾重にも重ねて寝る。思いっきり汗をかく。熱が出たときは汗をかくに限る。で、ものすごく汗をかいて目覚める。それで、身体はやや重いものの峠は越えた感じがした。とはいえ、万が一のことを考慮して、病院へ。


結果、インフルエンザA型だった。とはえい、いつものきつい症状と違い、どこか楽だ。まず熱が上がらない。関節の痛みも無い。夜になると、多少熱が上がりぼんやりしてくるが、それ以外はそれほど苦ではない。食欲もある。ただ、インフルエンザ菌を持っている以上、会社に行くわけにはいかず家で療養となった。


実のところ、体調がよくなった娘子を連れて、嫁氏は山形の実家へ行った矢先だった。元々、実家へ行く予定だったところに、僕のインフルエンザも重なり、まぁ、娘子をぶり返すわけにもいかないし、良いタイミングだった気もする。


まったく仕事を休むわけではなく、かかってくる電話に対応したりメールはしたりするものの、基本的には家でゆっくりしてしまっており、申し訳ないけれど、ここぞとばかりに映画などを観ている。まぁ、さすがに外出は出来ないけれど。インプットだ。それはそれで非常に有意義な時間だ。


それにしても、インフルエンザか。図らずも、自分の書いた脚本の撮影がクランクインした矢先に、インフルエンザになってしまった。まぁ、僕が病欠したとて、大したことはないのだけど。監督さんがfacebook上で、クランクインから手応えを感じている風のコメントをしてくれていて、すごく完成が愉しみだ。もはや、すっかり単なる客の気分になっている。せっかくだから、どこかで撮影に顔を出しにいきたいし、まずはインフルエンザを完治させねばならない。インプットかつ療養の日々