東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『子供に教える/久しぶりに』

とても暑い1日。仕事だったのだけど、いつもとは違う仕事が一つたった。年齢でいうと3歳〜5歳くらいの子供にいろいろ教えるというレッスンを急遽やることになった。さすがに20代の若者たちに何かを教えるのとは勝手が違う。


そもそも、話をまともに聞いてくれないし、なにせみんな元気に動き回る。まったくちゃんとできなかった。5歳くらいの子たちはまだ演技だと伝えるとそれをやってくれたのだけど、それより下の子たちは、まず話を聞いてくれない。話を聞いてもらうだけでもとても時間がかかる。走り回る子がいれば、僕にちょっかいをだしてくる子もいるし、壁を叩いて遊んだり、中には「ねーねー、グーで殴っていい?」といよいよ難解な問いを笑顔で投げかけてくる子もいる。子供に何かを教えるということは、その教える内容以上に、まず技術というある種のテクニックが必要なんだなぁと実感。


さらに、2人の子が喧嘩を始めてしまい、1人が泣き出してしまった。泣かしてしまった子に謝りなさいと伝えるが、その子は頑に謝る事を拒む。こういう時の接し方が難しい。偶然、今朝、ネットで教育学者の尾木さんの教育論に関する記事があり、それをチラッと読んでいた。改めてそれを思い返してみるが、今でもあの時、どうやって接すれば良かったのかと考える。難しい。そしてその授業で本当にヘトヘトに疲れた。


9日(金)。仕事後、久しぶりに2つ前に働いていた職場の方々と飲んだ。何年ぶりになるのかはっきりしてないけど、久しぶりに会えた。僕は痩せたと驚かれたが自分では自覚なし。近況を話したりいろいろ話す。会を開いてくれたSくんが、何やら僕に対して不満があるようで、聞くとSくんからの飲みの誘いは無視するくせに、ブログを見るとやけに人と会って飲んでいることに腹を立てているらしい。そうかなぁー。断っているつもりはまったくなく、ただ、忙しいとどうしてもタイミングが合わない時があり。と、いろいろ謝りつつ。いずれにしても愉しかった。2軒目も行ったのだけど、僕は久しぶりにたくさんのお酒を飲み、すぐに眠くてうつらうつらしてしまった。毎回申し訳ない次第。


帰りの電車でそのSくんと、少し映画の話。僕が「ヴェルクマイスターハーモニー」を観たいなと話すと、またオールナイトでも見ようなんて話になる。それで久しぶりに新文芸座のサイトを見ると、びっくり。9月にタルベーラ特集のオールナイトがあるよ。そして上映するよ「ヴェルクマイスターハーモニー」。うーん、体力が落ちているけれど、これはなぁー。映画館で観れるってのがかなり魅力的だ。