東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『まだ残暑続く9月』

気がつけば、9月も半ば。バタバタとしていたり、少し落ち着くときがあってもどうも気分が散漫で、ぼんやりとしていた。


なんだか、自分の事でも、外の世界でもいろいろあって、ありすぎて、どうしたものかと思う。あくまで私感で、オリンピックが決まったときに、あまりにも想像外のことが起き過ぎて、冗談だろうと思っていろんなチャンネルをまわした。テレビ東京だけまったく関係ない放送をしていて、それはそれで違和感だったけど、どのチャンネルを見ても祝福ムードだったことが、なんだか遠くの世界のように感じた。


実家付近を竜巻が通ったことがずっと過去のように感じてしまう。そんなことはない。自分が通った小学校や中学校をまさかテレビ画面越しに見るとは思わなかった。実家の数百メートル先をかすめた竜巻。被害に遭う遭わないの境目なんて本当にわからない。


で、そんな中、考え事をしながら電車にのって、まわりを見ずに携帯電話を見ていたら、不意に肩を叩かれて、ふりむくと女性に「ここ女性専用車両だよ」」と言われ、あわてて飛び降りた。滅多に乗らない車両だったので、女性専用車両の位置を気付かなかったということはあるけれど、にしてもびっくりした。幸いだったのは、気付かされた時が、駅に着いた時だったことか。走行中だったらほんと生きた心地がしなかった。


あとは、仙台に出張していたり、バタバタしていて日々が過ぎていた。10月中旬まではこのバタバタが続くので、ふんばらねばならない。というか、忙しいからとて、それに埋没するのはやはり嫌だなと思う。


今日は、無理矢理休みをとって娘と遊んだ。久しぶりに象さんの公園に行った。午前中、公園で遊び、午後は少しぼんやり。チャップリンの「キッド」がたまたま放送していて、その冒頭を見て、少々「おやっ」と思った。影響されてたのかな。悪そうな男が車を盗んだら、偶然赤ちゃんが乗っていたよ。夕方にもう一度、娘と遊びにでかけて、夜に銭湯に入りたいと僕が思い、娘と二人ででかけた。久しぶりの銭湯を楽しみたいなと思ったら、お休みだった。娘と二人で呆然として、帰りに娘にアイスを買ってあげた。雑司ヶ谷駅付近に、あれは誰が作ったのだろう、土地の持ち主なのだろうけど、空いたスペースに水車と小さな田んぼがあり、そこにベンチがある。そこに座ってアイスを食べた。雑司ヶ谷の夜は静かだ。都電の音と虫の音と、その向こうにサンシャインのビルが見える不思議な土地だ。でも、ぼんやりと座っていると、本当にこの土地が好きなんだなと思う。


で、それとは無関係に、職場から支給されたiphoneを落として、劇的な状態になってしまった。