東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『台風と失敗した3歳』

台風が来ると言われた週末。せっかく休みだったのだけど天気があまりよくないのが残念だった。


日曜日。昼に近所のうどん屋さん『硯家』へ。ここのうどんは本当に美味しい。トッピングの揚げ餅がまた、実にうまい。で、その後、嫁は美容院へ。嫁がでかけている間、僕と娘は留守番。昼を食べた後、少し昼寝と思ったのだけど、娘はここ最近お気に入りの『シンデレラ』のDVDを観たいとせがむ。で、DVDを再生したまま、僕は昼寝をしてしまい、娘は夢中でDVDを観ていた。立場逆転。その後、なんとなく外を散歩。天気はっきりせず。神社を歩く頃に、雲が晴れて夕焼けをのぞむ。娘は神社境内の石で何やら遊んでいて、僕も付き合って石を集めていたが、虫にやけに食われて痒くてたまらない。早く場所を移したかったけど、娘はいつまでも石を集めて遊ぶ。


祝日の月曜は、目覚めるとすでに天気が怪しい。そもそも8時過ぎても、まだ夜明け前のような暗さ。午前中に外に出ると、風が強い。娘と愉快な気分で外を散歩してみる。風が強い。鬼子母神の境内の、木々がすごい揺れていて、娘が「踊ってるね」という。しばらくしてから帰宅。で、昼過ぎて昼寝。夕方になって起きると、台風はおさまっていた。おさまっていたというと語弊があるのか、ニュースで京都あたりの被害を知る。たまたまかすめなかっただけ。


夕方に娘と近所の象さんの公園に遊びにいく。不思議だったのは、午前中に水たまりがあったいくつかの場所は、台風なんてなかったかのように水たまりがなくなっていたこと。公園も水たまりなど無くなっていた。公園には一組別の親子連れがいた。その子と仲良く遊ぶ。母親の方は非常に丁寧なしゃべり方で、娘さんにもとても丁寧だった。後で聞くと、ベビーシッターなのだという。どうりで子供さんの扱いに慣れている風だった。五時半くらいに帰宅。早めのご飯を食べてから、銭湯リベンジ。無事に空いていて、娘と楽しく入る。広いお風呂は気持ちいい。帰り路、すっかり涼しくなって心地よかったけど、いよいよ秋の気配か。夜は娘を寝かせながら僕も寝てしまった。いつもよりもたっぷり睡眠。


で、今日。連休明けということもあり仕事はバタバタ。仕事が忙しいのは誰もがそうだと思うけど、やりとりをしているいろいろな方が、お願いしている仕事を、とてつもないペースでこなしており、とても頭の下がる思い。僕もやらねばならぬ。寝ないってわけにはいかないけれど、そのくらいの勢いは必要かもしれない。


それとは関係なく、帰りの電車で、古谷実さんの『サルチネス』に出てきそうな風貌の人が『サルチネス』を読んでいた。家に帰ると、嫁が布団を干しているという。聞くと娘がおねしょをしたらしいのだけど、昼寝をしていた娘が目覚めると開口一番「失敗しちゃった」と言ったらしい。で、おねしょをしていたらしいが、3歳にして、寝起き一発目に「失敗しちゃった」って言う娘ってのはどうなのだろうか。単純にすごく面白いです。