東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『諸々の購入と診断と街の灯』

土曜は祝日で、1日休んで家のモロモロを行なう。新しい洗濯機とエアコンを購入。こういう時、業者の方がやってきては、見事なスピードでテキパキとあれこれこなしていく姿は感心する。で、洗濯機を購入して設置してもらうと水道から水漏れ。途方にくれて、水道業者の方を呼ぼうと思ったけど、厚かましくもエアコン業者の方が作業を終えた後に、見てもらう相談をしてみる。で、スパナでぐいと緩んでいると思われるパッキンをしめてもらい応急措置。言ってみるものだなと思った。


それと耐震診断というものをお願いするため、建築事務所をされているKさんという方に来ていただいた。家の間取りを計る時に少し話をさせてもらう。日本の木造建築は、だいたい畳のサイズ、つまり尺貫法に基づいた寸法の倍数で構成されているという。つまり部屋のサイズは、畳み何畳分とか。なぜなら材料がそのサイズのものを使用するから。当たり前といえば当たり前だけど、なるほど言われてみて気付く。だから、その畳サイズとは違うサイズが出て来ると、どこかをリフォームしているのではないかという想像ができるのだとか。あとは、天井というものは、江戸時代以前などずっと前は贅沢な暮らしが出来る人が自宅に作る事ができる特別なものだったという話も面白かった。


そして、目白近辺の建築の話。僕も以前から興味があって行ってみたいと思っている『カテドラル関口教会』。丹下健三さんの設計した建物。Kさんも観たという。さらに興味深い建物で、菊竹清訓さんの「スカイハウス」が実は茗荷谷の近くにあるという話を教えてくれた。当然、中は見れないが(というのも人が住んでいるからだけど)、外観だけでも一目ということで観に行ったのだとか。いやー、それ、今度僕もやってみよう。外観だけでも観てみたい。建築の話は聞いてると本当に面白い。


それで23日は家常さんの家にも顔をだす。一緒に働いている人たちと、かげわたりの宮嶋くんが作業の手伝いをしていた。家常さんの家は、現在工事中。中に入らせてもらうとすごく面白い。完成したらきっとすごいことになるのだろうなーと楽しみになってくる。


天井からぶらさがっている電球を見た娘が「あれは太陽の赤ちゃんなの?」という唸らせてくれる質問をしてくれる。本当にはっとさせる目で世界を観ている。


夕方。とても気持ち良い夕焼け。娘はどこからか持ってきた筒を望遠鏡のようにして覗き込んでいた。


して、本日。今度は壊れたビデオデッキを処分。中にいれたテープが取れないまま、再生もできない状態。中に入って取れなくなっていたビデオがあったので、最後にゴチャゴチャいじってたら、出てきた。

チャップリンの『街の灯』

出てきて良かった。それにしても、いつ観たか、覚えていない。このビデオだけではなく、他にもたくさんVHSでした取っていない作品がある。ビデオは、多分またどこかで購入すると思う。