東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『予告編を作った、など』

tokyomoon2008-02-11

■ 木曜と金曜は仕事が終わってから家に戻り、自主映画の音楽を作ってくれるかげわたりの家常さんや鈴木くんに渡す映画のラッシュ版を作るための編集作業をしていた。土曜の夜にかげわたりのライブがあるので、そこに間に合わせるようになんとか作業を行なう。この前、雪や雨が降る中で波崎にロケハンに行ったときの映像や、家常さんや鈴木君が作ってきてくれた音楽をいれつつ映像をつなぐ。結果的に予告編めいたものになっていった。もっと具体的なシーンのつなぎがあった方が判りやすかったのかもしれないのだけど、単純に僕自身が予告編のようなものを作ることを楽しんでしまったところがある。


  仕事の合間をぬって、ぎりぎりのところでひとまずDVDにやくところまでこぎつけた。土曜は仕事だったので、仕事が終わってから六本木に向かい、六本木のライブハウスEDGEでライブを終えたかげわたりの面々と合流。そこで家常さんにそのDVDを渡す。鈴木君にも渡せればと思ったのだけど、鈴木君は体調が悪くて一足先に帰ってしまっていたらしい。そういえば土曜の夜に、東京は雪が降った。夕方に突如降り始めて一気に大量の雪が降ったのでびっくりした。


  家に戻るとすぐに家常さんから電話があり、さっそくDVDを観てくれたとのこと。撮影で使われた部屋や出演している女優の雰囲気が、家常さんが台本を読んでイメージした部屋や女優とぴったりと一致していたという。そういうところで印象が合うのは、なんだかうれしい。例えば、撮影で使わせてもらった部屋は、この前の日記にコメントをくれたドイちゃんの部屋だし、出演してくれた女優Kさんは、冨江くんからの紹介の女優さんで、どっちもちょっとした偶然で知ることができたアレなわけで。ドイちゃんの部屋を知っていなかったらこの作品は思いつかなかっただろうし、Kさんに出演してもらえることになったから、Kさんだから演じれる女性をやってもらえたのだろうし、ここまでくると、僕がっていうより、いろいろな人やモノによって作品が出来ていくという縁を感じるわけでして。まぁ、それはそれとして。他にもいろいろと示唆的な意見ももらいつつ、さすがに編集の疲れもあってこの日はすぐに眠ってしまった。


■ 日曜と今日は、なんだか少し気が抜けてしまった。気分を変えようと家中の掃除をした。玄関やトイレ、風呂場に台所、それからもちろん部屋の掃除もする。洗濯もする。たまのこういう掃除が、なんだか気持ちいい。それから、すでに渡してしまったのだけど、予告編でどうしても気になった場所をさらに手直し。あらためてDVDに焼きなおしてから、家のテレビで見てみる。実は、これがパソコン以外の大きいサイズのモニターで初めて撮影した素材を見る機会。パソコン画面の小さいサイズでは気付かない色々が判る。それと一緒にどうもおかしな箇所もいくつか。技術的なところでも。まだまだ編集に関してはド素人だ。


もう撮ってしまったからアレなんだけど、どうも撮影した素材の画質が気になる。やっぱりホームビデオの域を脱せてない。仕方がないところではあるんだけど。あと懸念はしていたものの録音状態がな。難しい、録音は。まぁ、もう撮った素材でつないでいくしかないのだけど、「ここがもう少しきちんと音が録れていればなぁ」という箇所がちらほらあって、悔やまれる。とりあえず予告編の編集はひとまず終了。これからは撮ってない部分の脚本をきちんと完成させるのが一番のやるべきことになる。


■今日は晴れて、とても暖かかった。これは家に閉じこもらずに散歩とか、映画を観にいったりすべきだなと思ったのだけど、昼に近所のスーパーに買い物に行ったとき、少し歩いただけで、なにやら妙な吐き気に襲われてしまったので、家でゆっくりすることにした。変なところで身体が弱くてダメだ。夜は、お風呂に少し長めに入る。明日も、予報では東京は雪らしい。まだまだ寒い日が続く。