東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『誕生日前後の日々』

4月に入って、まだ少し肌寒くありつつも桜が咲いてすごく綺麗。春はやはり愉しい。ずっと上を見ている。先日、雨の日曜の夕方、晴れ間が出てきたので娘と出歩いた。雲がとても早く動いていて、娘とすごいねぇと話をした。だけど、めちゃくちゃ晴れていたのに、一気に雨雲がひろがったので慌てて帰宅。それが一番驚いた。その日の夜は、娘とシチューを作った。少し味が濃かったけど美味しくできた。娘も人参を切る手伝いをしてくれた。


その前の日。土曜は娘と護国寺に散歩にでかけて、境内で画を描いた。二人で桜の木を描く。茶色で木の幹を描いた後、指で花を描く。絵の具を手につけて紙につけると花びらになる。それからまた歩く。歩道橋を見ると、それに登るという。横断歩道を横目に歩道橋を歩く。遠回りだろうけれど、それが愉しい。お昼になり、家に帰ろうとすると公園の前にでてしまい、遊ぶ遊ぶと娘が言う。それで時間を決めて公園で遊ぼうと言うとわかったと言うが、時間が過ぎても遊び続ける。もう帰ると言うと嫌だと泣く。また夕方に出かけた時に公園に行こうというと渋々承諾する娘。それで夕方に、嫁と娘とまた散歩しにでかけた。娘は公園に行きたい行きたいとすごく言う。覚えていたよ。で、また公園にでかける。ジャングルジムがあったので、登って遊ぶ。怖い怖いといいながら上にあがる。一番上まで登って眺めるとなんだか眺めがいい。桜が風に揺れている。他にも遊んでいる子供たちがたくさんいる。とても愉しい夕暮れだった。


で、土日の夜は、嫁がケーキとプレゼントを用意してくれた。娘はうれしそうにロウソクをつけようロウソクをつけようと言う。誕生日だった。本当のところは31日の月曜だったけど、土日の方が家族でいれるし、そこでワイワイやれる方が愉しい。なにより娘は、ロウソクをつけることが愉しいらしく何回もロウソクを立たせようとする。それでいいなと思う。日にちよりも愉しくできる日に愉しくやれるのがいい。ふーっとロウソクを消す。うれしいなと思う


31日は月曜なので、当然のように仕事。早めに帰ろうかと思ったけど、仕事が思いのほかかかってしまった。それは仕方が無い。で、その仕事の終わり間際、仕事でいつも一緒にいる方からプレゼントをもらった。思わぬプレゼント。うれしかった。で、映像の編集をやらねばならなくなり、家に持ち帰った。いつもならば少しグズグズしてしまうところだったけど、目が冴えてきて一気に編集をする。気がつけば早朝4時。できることはやった。プレゼントをもらえたことが要因といえば要因なのだけど、なんというか、素直にお礼がしたいと思った。自分の出来る精一杯をやった。ただ、まぁ、僕の編集の腕はやはり素人レベルだなぁと思った。技術が無い。そこは反省。


昨日、仕事帰りに久しぶりに母親に連絡をとる。思わぬ話を聞く。手術を受けていたという。もう無事に退院していたのだけど、手術をして入院をしていたとのこと。わりとあっけらかんと話すその口調が、少しばかり安心感を誘うものの、母はいつも心配をかけまいと、いろいろいつの間にか終わっているということがあり、あとから驚くというパターンが多いので、こちらはそれを聞かされると戸惑う。ともかく、無事で何よりなのだけど。


今日は、少しばかり肌寒かった。夜になって雨が降り始めたので桜が散らないかが心配。コンビニで買い物をするときは消費税の値上がりは気にならなかったけど、電車の自動改札をカードで通ると、かかった交通費の1円の位までもがいろいろと数字が入っていることにで実感。


外は雨が降っている。桜が散らないことを願う。そんな35歳。