東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『花やしきと秩父』

土曜日。仕事が休みだったので娘と浅草にでかける。距離はさほど無いのだけど、電車は乗り換えが多い。都電鬼子母神駅から大塚でJRへ、上野で銀座線に乗り換える。上野駅の地下へ向かう道がおそらくずっと昔のままだと思うのだけど、この地下の具合がなんだか良い。なんというかモダンとでもいうのか。


浅草は人が多くて賑やかだった。海外からの観光客も多い。雑多でなんだかエネルギッシュ。ただ、前にあったはずの映画館は姿を消していた。競馬のウイングスの付近はまた別の装い。謎の風貌のおじさんたちがたむろしており、朝から酒を飲みまくっている。映画館跡地は何か建設途中のようなのだけど何を作っているのか。それから『花やしき』へ。かつて行ったことはあっただろうか。覚えていない。初めてだとおもう。曖昧なのはかつて父親に連れてきてもらったような気がしなくもないからだけど。


花やしき』はスペースも広くなく、一周まわるのはあっという間。乗り物券も回数券が売っている。かつては入園はいつでも無料だった気がするけれど、今は大人で1000円。たまにキャンペーンをやっていて無料にしている様子。いろいろと乗り物に乗ろうと思ったので、回数券ではなくパスポートを購入。大人はそれなりの値段だったのだけど、4歳までの子供は付き添いという形で子供料金で乗れるらしく、子供のパスポートだけで済んだ。少し得した気分。


花やしき』の乗り物は全体的にチープな感じがして、ただそれが味というか、良い具合。びっくりハウスや回転するスワンボート、メリーゴーランドや、小さい観覧車に乗る。少し怖いお化け屋敷風のコースターなどには怖がって乗らなかった。

それから花やしきを見下ろせる建物の屋上へ行ってみる。そこからスカイツリーが見える。いろいろと変容していくものなのだろうなぁと思いつつ。娘がそこに設置されていた望遠鏡を見たいというので100円を入れて見せる。何も見えないと言うので覗いてみると快晴の空が映っていた。青一色。帰りは疲れたので、少し時間はかかるけど、浅草からバスで池袋へ。少ししたら座れたので2人で寝る。起きたらもう池袋だった。家に着いてから何が愉しかった?と聞くと、パンダの乗り物、と娘。200円でヨタヨタ動くアレ。パスポート買っていろいろ乗ったのになぁ。


日曜日。朝、鬼子母神境内でやっている手創り市を散策。なぜか娘はサングラスをしてでかける。そしてオモチャにしている携帯を持ち、友達からの電話がかかってきたというとそれに出て話をしていた。


午後からは仕事で秩父へ。車で若干ドライブ気分。首都高から関越道へ。花園で降りて秩父へ。前に芝居の取材で、皆野町へ出かけたのはいつだったか。同じような時期だったと思う。美の山公園などを横目に見ながら走る。ドライブ気分はそこまででそれからは仕事モード。仕事の途中、仕事とは関係なく、正座をしていた足が痺れて覚束ない歩き方になり、足をぐねっと捻挫した。仕事が終わった時にはもう深夜だった。秩父は星がきれいだ。自分なりに飛ばして帰京。家に帰り着いたのは2時過ぎだった。帰り着いてから足がどうも痛い。