東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『夕空晴れて』

tokyomoon2015-03-05

5日(木)。暖かかった。代休を取った。娘が咳がでるので、大事をとって幼稚園を休み病院へ。それから買い物ついでにサンシャインへ寄る。


途中の公園で少し寄り道。近所の保育園の子達なのか、2歳か3歳くらいの子供たちがたくさんいた。少し前なら、一緒に輪の中に入って遊び始めるのだけど、そういう風にはならず少し離れたところで見ていた。保育園の先生たちが園児に「今日はブランコはダメですよ」と言っていたのを聞いており、園児がブランコに近づいていくと注意したり先生に言いにいったりする。なんにせよ、気にはなるらしい。園児たちが帰ると、ブランコで遊びだした。まだ、ブランコを1人ではうまく漕げない。体重の移動の仕方など、身体では理解できているのだけどそれを言葉にするのが難しい。でも、いつのまにか考えなくても乗れるようになるのだろうな。不思議なもので。


サンシャインで嫁も合流。ビルの59階にあるレストランでランチ。見晴らしが良かった。3人で、スカイツリーはどこだ、とか、あの建物はなんだ、とか、あの川はなんだ、とか、いろいろと話しては見下ろす。それから家に戻って少し昼寝。薬の中に少し眠くなるような成分も入っているので、娘はわりとあっさり寝る。そして僕も寝る。二階の洋室は陽が射すと冬でもそこそこ暖かくなる。そんな中で昼寝。


しばらくして、僕だけ目覚めて少し買い物へ行き、帰りに近所の神社に寄る。梅の花が綺麗に咲いていた。それから干していた布団や洗濯物を取り込み、たたむ。花粉が充満しようが晴れてるのに外に布団を干さない手はない。


夕方のアニメなどを一緒に観る。千葉テレビだったか『ベルサイユのばら』がやっていて、誰かの母親が馬車に引かれるという残念な最後を迎え、事切れる間際に横で号泣していた娘に「あんたは私の娘ではない」と結構重大な事実を伝えて、驚き2倍で戸惑う娘は、巻き髪と青い服という薄っすらしたヒントだけを頼りにベルサイユへ徒歩で向かい、思いっきり間違えた人をナイフで刺そうとして、それを止められたオスカルによってどういうわけか復讐の手助けをしてもらえることになる、、なんていうわずか30分ばかりでお腹いっぱいの展開のアニメを観る。


それとは別に、WOWOWで放送されていた『エリジウム』を録画していた。それを観たのだけど、頭の中で、その映画の主人公はトムクルーズでSFの話だったと思っていたのだけど、主人公はマットデイモンだった。それはそれで観たい作品だったのだけど、それにしても、『エリジウム』の監督は痛いところは本当に痛く描くなぁ。『第9地区』もそうだったけど。マットデイモンが機械を装着してスーパーマンみたいになる場面、『アイアンマン』みたいに描けばまだソフトな印象なのだけど、『エリジウム』ではドリルで体に穴を開け、ネジで埋める。痛いなぁ。痛いよ。そんな半機械人間たちが刀で斬りあったり殴り合ったりして、どこかB級な匂いも醸しつつ、それがそれで面白かった次第です。で、まぁ、トムクルーズ主演で僕が勘違いしていた作品は『オブリビオン』であったのだけど、まぁ、なんというか、ちょっと語感が似ているなぁと。