東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『合羽橋あたりを歩く』

tokyomoon2015-03-16

昨日、少し朝早く起きて仕事で車の運転。渋谷とはいえ日曜の早朝は空いている。スムーズに走ると都内の運転は楽しい。会社の車のナビが壊れてしまって現在地がおかしなことになっていて、渋谷とかを走っていても東京湾の真ん中にいることになっている。車が走ると海の中を走る。ナビの中では僕は海の中をやがて千葉に辿り着くような走り方をしていることになっている。



その後、浅草で嫁さんたちと合流。嫁さんの幼稚園からの友達が遊びに来ているとのことで一緒にでかけた。浅草寺から六区へ向かう。浅草公会堂の前にいろいろな俳優の手形がある。なぜだか植木等さんと勝新太郎さんの写メを撮った。美空ひばりさんの手がとても小さかった。その後、浅草もんじゃの店へ入る。店員さんによるとどうやらもんじゃの発祥は浅草らしい。いつものもんじゃよりも具が大きく、味は濃い目。二人前を頼んだら鍋でどーんと出てきた。三人と子供一人でもお腹いっぱい。それから合羽橋へ。合羽橋の建物は昔からあるものが多く、撮り方によっては何か昔の時代の写真に見える。合羽橋で食器や食品サンプルなどをいろいろ物色。そして路上にはボイル海老の握りが置いてある。子供は海老が好きなので嬉々としており、外国人観光客の多いところでもあるのでジャパニーズsushiは人気なのかもしれないけど、それにしてもなぜ歩道に握りを置こうとするのか。


嫁さんの友人はアメリカの大学で働いていて、その大学に海外からの留学生や学生を斡旋するような仕事をしているとのこと。ニューヨークで働いている他にアジアのいろいろな地域にも頻繁にでかけているという。いろいろなことを質問してしまった。海外での生活事情やニューヨークでは公園にトイレが無いというこというたわいもないことまで。


その中で興味深い話が一つ。ミャンマーの方で子供をアメリカで勉強させたい親御さんが相談をしたことがあったらしい。できればそのままアメリカで就業することを希望しているのらしいが、その方がアメリカで働いて住むにあたり第一に聞いたことが「投票権は持てるのか」だったという。自分の意見を表明できることがどれほど大事か。政治的に不安定だった国に生きる方々ほど、一票の重みを実感している。


合羽橋からさらに上野へ向かい、上野公園を一周、フラフラと散歩して歩いた。晴れて穏やかな日曜で楽しかった。僕は歩くのが好きなので何も気にせず歩いてしまったけど、浅草から上野へ娘にはちと大変だったろうか。何も考えずに歩かせてしまった。


さすがに疲れて帰ったら娘と嫁はすぐに寝てしまい、僕も映画を観ようとDVDをつけたけど開始五分で寝落ちしてしまった