東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『酔っ払いながら二本』

tokyomoon2015-05-02

5月に入っていよいよ暑い。朝から晩まで半袖で過ごせる季節になってきた。それにしても5月とはこんなに暑かったか。昨日など予報では日中は26度になると書いてあったけど、それも夏日と呼ばれる気温ぢゃあないか。


夜に用があって新宿三丁目から新富町界隈を歩く。雑多な商店街とか昔から人が住んでいると思われる住宅があり、いわゆる二丁目界隈というあちらの筋の方が多い場所をある。新宿駅前の明るい感じに比べると、昏い雰囲気があるその街が、でも歩くと面白い。ガタイが良い男性でなぜだかピエロみたいなメイクをして歩いている人がいた。そういう人がなんだか普通にいる感じがいい。


そうかと思えば見慣れない高層マンションができてたり、至る所にコインパーキングができてたりと変わっているところもある。かつて曙橋のあたりから新宿界隈にいっつもいた頃があった。夏はやけに蒸し暑いイメージがして、訪れる街としては楽しいけれど住むのは嫌だなあと勝手なことを思ったりもした。


エドガー・ライト『ワールズエンド 酔っぱらい世界を救う!』
本多猪四郎ゴジラ


ゴジラ』の壮大な費用のかけかた。特撮もすごいけど、実際にもロケセットでいろいろ作って壊してるし、雨も風も降らして、船のセットもあるし、戦車も出動させている。エキストラもたくさん使っているけど、あの当時、エキストラの捌きが大変だったろうなぁ。説明がしようもないだろうな。「あの山の向こうに怪獣がいるていで怖がって逃げてください」って説明しても「何言ってやがる」って感じだろうなあ。


『ワールズエンド』。序盤の地元に帰ってバーを回って旧友と酒を飲むという設定があまりにも魅力的で、まさかの展開に「これも酒のせいかな」としばらく勘ぐっていた。まさか、ずっとそれが続くとは。それはそれで面白かったけど、ならば『ショーン・オブ・ザ・デッド』でも良かったなぁとか思ってしまう。というのはあまりにも序盤の設定が面白くて、そちらのまま進行するストーリーをもっと見たいと思ったからなのだけど。12店のバーを回るという設定で、とするならば1つ1つの店舗で何かストーリーが発動していくはずて、1,2と軽快に進み、3で出禁で追い出され、4で物語に展開があり、気分が乗って、いつもは飲まない酒をついで飲みながら見始めた。飲みたい気分にさせる。これは面白いとメモしながら見ようかと思った矢先に、まさかとてつもない展開になった。もちろん面白かった、すごく面白かったけど。だから余計にすごい。あれだけ見事な序盤の展開をあっさり放棄するのだから。


朝、目覚めたら嫁がバランスボールに乗っていた。昨夜はなかったのに。一体どこから出現したのだ。