東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『潮干狩りやその他』

tokyomoon2015-05-20

19日(火)。娘の幼稚園の遠足。去年も行った潮干狩り。去年同様、僕も奥さんと一緒に行く予定でいると、今年は人数が多いため、付き添いは一家族一名にしてくれと言われ、ではまぁ、僕は行かない、となっていたのだけど、週末くらいから奥さんの体調が悪く、奥さんの代わり僕が行くことになった。


当日の朝まで雨が降っていて、これはダメだろうと思っていた。雨の場合、葛西臨海公園の水族館に行くことになっていた。気持ち的にはもう水族館でいいやと思っていたのだけど、何か潮干狩りへの情熱のようなものがあるのか、バスが移動する間際になっても行き先は確定せず、ついには車が走り出し、「走っている途中で決断します」というアナウンスが入る。幼稚園の遠足で何やらミステリーツアーにでも行くような状況になるとは思わなかった。池袋から高速に乗る。潮干狩りだと船橋方面へ進み、臨海公園だと新木場付近で降りることになる。首都高海岸線に入るギリギリまで結論は出ない。そしていよいよ海岸線に乗ろうかという矢先に「潮干狩りに決定しましたぁ」というアナウンスが入ったが、個人的にはすでに気持ちがクラゲを見る方向で進んでいたので、「そうですかぁ」という気持ちにしかならなかった。


海に着くと、あさり用の網を渡されて、それを持って海へ。風は少しばかり肌寒かったけど人はやけに多かった。同じような幼稚園の遠足の団体もいれば、地元で遊びにきた風な方、そして『本気で刈るぞ』感溢れる出で立ちの方々も。去年に比べると驚くほどアサリが取れる。掘れば出てくる。ワイワイと娘と漁る。しばらくすると娘はほどよく飽きて、砂で遊び始めたり、空飛ぶ鳥に威嚇したり、転んで泥だらけになったりしていた。なんにせよ、海でボンヤリするのは楽しい。そういえば娘が「これなんだー?」と汐が引いたところにあったモノを指差した。グニャグニャのクラゲだった。ここで見てもねえ。


遡って日曜は娘と2人であらかわ遊園に出かけた。遊園地ではもはや1日パスポートが主流のような気がするけれど、そんな中、1枚100円の乗り物券が綴られた束を持つのはなんだかそれだけで味わいがある。ティーカップ、メリーゴーランド、観覧車、ほんとうにちょっとした感じのジェットコースター、そして山羊や羊などがいるミニ動物園など、こどもが遊ぶには程よい具合で、それもまた良い。夕方になり帰ろうと入口に行くと、パントマイムなどをするパフォーマーの方がいた。ジャグリングやマイムなど器用にこなす巧みさもちろんすごいのだけど、何より子供たちを上手にいじって場を盛り上げていくところが見事だなぁと思った。子供たちを夢中にさせている。こういうパフォーマーの方がどれほど多くの現場をやってきているのかが伺える。娘が今でも「あの人に会いたい」といっている。そういう喜びを作れる素晴らしさ。それにしてもその日は日差しは強く1日外にいたら少し日焼けした。


中島哲也監督『渇き。』
ジム・ジャームッシュ監督『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』
ジョナサン・リーベスマン『世界侵略:ロサンゼルス決戦』

ジャームッシュの『オンリー・ラヴァーズ〜』のあのゆったりとも違うスピード感はなんなのだろう。一定のリズムを刻む音楽をずっーと聞いている心地よさがある。で、どんなにああだこうだ言っても腹が減っては動けねぇという感じの話。


『渇き。』。こちらもノイジーな話だった。バイオレンス描写が苦手なのだけど、それでも目を離せない。


『世界侵略〜』は、なんというか、うーん。