東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『ファミレスで飲む人のこと』

仕事の流れで立ち寄った古本屋で2冊ほど購入。中上健次さんの『熊野集』と原武史さんの『昭和天皇』。先日、奥さんのご両親が来たことで、いろいろ思うことがあった矢先だったので『昭和天皇』がふと気になった。そして中上健次さんの本はあれば買う。が、『熊野集』は持っているような気もしなくもない。心配しつつも購入。


昨夜、仕事を終えて奥さんと娘と池袋で少し遅めの夕食。どこへ行くか迷った挙句、西口のサイゼリヤへ。夜のサイゼリヤはファミレスなのに居酒屋のようになっていた。ワインやビールも安い。店の方も居酒屋として利用されること望むような宣伝をしている。かつて、僕の友人たちはそんな宣伝もなかったころからすでにサイゼリヤで飲みまくっていた。ワインのデキャンタを散々頼んでいた。忘れもしない。なぜ忘れもしないかというと、それがとある舞台の本番の前の日だったからだ。僕は早々に帰ったけれど、役者たちは終電まで飲んでいたと後から聞いた。サイゼリヤで、前日に、それほどまでに、と後から思ったことがあった。そんなことを思い出しつつ、僕は炭酸水を飲み、娘はメロンソーダを飲んでいた。


家に帰ったらもう9時半過ぎで、ひとまず娘を寝かそうと一緒に横になったら、気がついたら、朝になって、娘に起こされていた。


おさむしさんから、教えてもらっていたテレビ番組を録画する余裕もなく寝ていた。不義理ばかり。本当に不義理ばかりだ。


それとまったく関係ないけれど、娘が「日本人はメガネをかけている人がふえているんだよね」ということを言いだしたのだけど、突然何を言いだすのだろう。