東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『即答でうぜえ』

tokyomoon2015-05-22

昨日は快晴で風も程よくあって気持ちが良かった。仕事の用事もあって昼頃に会社近くの公園で少し座っていた。子供達よりも、昼食を食べたり一息ついている大人の方が多かった。


職場の上司が、仕事をいろいろやっていたのだけど煮詰まってしまい「もう止めよ」といったので、「スラムダンク安西先生曰く、諦めたらそこで試合終了ですよ」と声をかけると、かけるやいなや「うぜえ」と笑いながら言った。正常な返しだと思う。僕も冗談で言ったから同じように笑った。


別にスラムダンクのそのセリフ自体が笑いの対象ではないし、あのマンガのあの話の流れでそのセリフがあることでグッとくるのだろうけれど、それを実際に現実のどこかで応用しようとすると、それはキッパリと笑うしかないと思う。



ブライアン・シンガー『Xメン フューチャーアンドパスト』。時間を遡って未来を変えようとする物語展開はしばしば使われるし、だから元のタイムラインではそこそこ悲惨な事態が起こり、それが過去を変えることで最終的に無かったことになるから、めでたしめでたし、と一応はなるけれど。受け手は目の前でその残念な現在を見せられるので、なんといか気分的に拭えないところもある。あとあと解決しますからね、と前提があるだろうから殺され方が少々エグい。なんでしょうね、あの後期ドラゴンボール的な「どうせ生き返るのですから」感満載の死の扱い方は。そんな簡単に殺さんでよ、そして甦らさないでよと思ってしまう。そしてこの作品で一番の被害者である1975年のウルヴァリンの扱いのぞんざいさに驚いた。あの扱いはなんなのか。続編を作る前提があるのだろうけれど、エンドロール前の『次回へ続く』みたいな煽りのラストはまぁ飲み込むとして、エンドロール後にもう一発、極めて難解な映像をいれたアレはなんだったのか。原作知ってると「きたぁ!」とかなるのかな。そういうわけでよく分からない膨満感。