東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『日曜日のおとうさんになれず』

tokyomoon2015-06-08

土曜は早朝から仕事。明け方、まだ雨が少し降っていたけど、しばらくすると止んで、すぐに気持ちの良い天気になった。昼過ぎには仕事が終わり家に帰ると、娘たちはでかけていた。こちらもなにも告げずに仕事に出たので、テレビをつけてまどろんでいる。しばらくすると帰ってきた。娘の話だと鎌倉に住むTさんが久しぶりに遊びにきたらしい。夜は娘を寝かせたら一緒に寝てしまった。


日曜。朝から晴れていたので、紫陽花を見に飛鳥山へ行こうと思い立つ。娘を誘うと行くというので一緒にでかける。毎年行きたい行きたいと思いつつ、いつもなんがしかで行けなかった。


都電を降りると、王子駅の線路沿いに小径があり、そこにいろいろな色の紫陽花が咲いている。娘は紫色の紫陽花が好きだという。それから飛鳥山公園で遊び、紙の博物館を見学。昼は大戸屋で蕎麦などを食べて帰宅。帰ると嫁もどこかへ出かけていて鍵がかかっていた。鍵を持ってでなかったので、近所の公園へ。娘は葉っぱと砂で焼きそばやデザートを作ってくれた。しばらくしてから帰ってから二階でうつらうつらしていると、下で嫁と娘がケーキ的なものを作っていた。起きて少し手伝い、食べる。


夕方に散歩に出かける。文京区内に『月の湯』もいう銭湯があることを先日、たまたままったく関係ないところから知ったのだけど、その『月の湯』の見学会というものをやっているという案内看板を見つける。昭和初期に建てられた木造銭湯の一つで、5月末で銭湯としては閉鎖したとのこと。なんということだ。歩いて行ける場所にそんな貴重な銭湯があったなんて。渋すぎてホームページなどもないらしく、ネットなどでは検索できなかった。見学会に行ってみる。さすがに人が多い。中はこじんまりとしつつ、天井までは高い。着替えをする場所の横にはちょっとした庭園みたいなものもある。銭湯として稼働しているときに来たかった。とても後悔。そういえば入ったときに「記念に」と手のひらに『月』とかかれた判子を押された。


家に帰り、汚れていた猫のトイレを掃除して、それから夕食にでかける。曖昧にサンシャインへ行き、なんとなく入った店で食事。帰宅して、僕はすぐに二階へ。娘は嫁と風呂へ入り、それから二階へ来たので、一緒に横になる、と僕もそのまま寝てしまった。


娘には申し訳ないと思いつつ、引き続き、喧嘩中。口もきかないので、非常に曖昧。娘の誕生日だったが、実によくわからない状態になっていた。


そういえば、うちの母親から娘の誕生日用に書き留めを送ったとメールがきていたが、それは嫁が受け取ったのだろう。何に使うのか知らないが、せめて娘のために使ってくれれればと思う。


そんな最中、家常さんからメールがきた。日曜日のおとうさんをイメージした曲を作ったという。それを聞かせてもらった。とても良かった。良すぎて、まったく、日曜日のおとうさんをできてない今の自分には申し訳なさすぎる曲だった。