東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『熱を帯びるiPhone』

tokyomoon2015-07-15

先週あたりからiPhoneの調子が悪かった。いろいろなアプリケーションの作動が遅かったり、立ち上がったアプリケーションを消すことができなくなったり。そして着信履歴を見ることができなくなり、電話が鳴ってもいないのにいきなり留守電が入っていることもある。


そしてとてつもなく熱を帯びる。


どんなに進化した機械でも、異常に熱を持つと、最終的な措置の方法としては、『冷やす』ほか術はないらしく、扇風機の前に置いたり、濡らさない程度に湿らせたハンカチの上に置いたりして、ひたすら熱を取る。先日、テレビで放送していた細田守監督の『サマーウォーズ』でも、最新鋭の超大型コンピューターを、バケツいっぱいの氷で冷やすといったことをやっていたけど、今後どれほど技術が更新されていっても、機械の修理なんてものは『冷やす』的ななんともアナログな方法しかないのかもしれない。


ともかくiPhoneは代替え機を取り寄せて、それにデータを移し替えることができたので一安心。そのデータの移行にしたって、パソコンやiTunesがある前提じゃないと出来ないのだから、まぁ、まったく新しいiPhoneに着信履歴からメモまで全てのデータをそっくりそのまま移せるものの、もはや便利なのか不便なのかはよくわからない。



周防正行監督『ファンシイダンス』。久しぶりに見返したけれど、独特のテンションの登場人物と、独特のテンポの会話のやりとりだなぁと思う。きっと製作された時代はトレンディドラマ一色で賑やかな感じのものばかりがあったと思うけど、そういうものとはずいぶんと異なる色をもっていて、そうだからこそ流行モノを後になって見返したときの風化してる感じも無く、強度のある作品として観れる気がする。そして製作は大映。それも時代。


そして、今日はひどく嫌な法案が衆議院を通過する予定。嫌な気分だ。つくづく。