東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『ただ、そばにいること、等』

tokyomoon2015-07-22

昨夜は熱帯夜ということもなく、風が涼しくて気持ち良い暑さだったけど、今朝も風が心地よかった。なぜか職場でシャボン玉をもらい、それを娘にあげたら「やりたいやりたい」と言ってきたので朝からシャボン玉。僕はあまり上手く吹けなかったのだけど、娘は上手に吹いていた。


週末の土日は休みだったので、少しゆっくり。土曜は娘と昼寝をしたら、僕だけグーグーと夕方過ぎまで寝ていた。それから外へ出る。と、雨上がりで虹がかかっていた。アーチ型で大きな虹。良いものを見た。


日曜は家族でメダカ釣りに近所の池がある公園へ。釣りをしたり昼食を食べる。うだるような暑さだけど、公園の東屋みたいな日が差さない場所へ行くとなんとかしのげる。帰ってからまた娘と昼寝。起きた後、嫁とすこしばかり口論。寝起きのタイミングもあったかもしれないが、しかし、互いに飲み込めないところがあるのだろう。夕食の際も嫌な雰囲気になっていたけど、それは双方悪いのだろう。申し訳ないのは、娘にだな、毎度のことだけど。夕食後、買ってあった花火を家の前でやる。煙があがるのを見て、娘が「あれはどこへ行くの?」と聞くので、「空へあがって雲になるよ」と適当なことを答えてみると、「あのへん?あのへん?」と空を指して聞いてきた。


月曜は仕事。祝日というのはイベントが多いもので、イベントがあるだけ、そのイベントを企画・製作しているスタッフさんがいるのだなぁと当たり前のことを思う。


そして昨日は連休明けの仕事。無理やり観に行った、とある映画の初号。良かった、良い映画だった。みじかな、家族がやがては死ぬという当たり前のことを、当たり前なのだ、と教えてくれる作品。死ぬことを受け入れるというと大袈裟なんだけど、例えば日本のお通夜の時の、なんだか祭りのような気分もある、あの、死を受け入れる感じというか。生かすためになんとかする、とか、ではなくて、死んじゃうからそばにいて、最後まで何かやりたいことをさせてあげようという、ささやかで、それで一番素敵なことをやっていた。こういう作品がちゃんと作られているのだからなぁ。ただ、おかげさまで、仕事の方がもうバッタバタになってしまった。