東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『すっかり秋の空』

tokyomoon2014-09-15

まだ半袖で過ごしているけれど、もうすっかり秋の雰囲気。残暑の感じはなかった。改めて今年の夏は暑さに苦しむということはなかったような気がする。


仕事の関わりでとある舞台を観る。歴史の史実があるとして、それとは異なる偽史とでもいうべきものが積極的に語られる。人が動く根拠を、一途な『愛』であるとする潔さ、それを体現するために役者の身体は極限まで追いつめられて、まくしたてるように言葉が発せられる。偽史はデタラメのように見えて、その根底に日本独特の『差別』の姿を見ることが出来て、それがかなり興味深い。いろいろ勉強になった。


土曜。仕事があったけれど、仕事の合間で渋谷にあったかげわたりのスタジオライブへ行く。家常さんと宮嶋くんとゲストの女性ボーカルの3名体制のライブ。かげわたりの楽曲、女性の声って合うんだなぁーと思った。ライブが久しぶりだったこともあるのか、他のバンドの方々の演奏のギターやドラムの音が大きすぎるように思え、耳が痛かったのだけど、かげわたりの演奏はボリューム控えめで個人的にはとても耳心地が良かった。ライブ後、話などもできぬまま仕事へ戻る。


日曜。日中はゆっくりできたけれど、当然のように朝は娘に起される。娘にとって休みも何もあったものではない。7時くらいに起されるのはやはりちときつい。起きて朝食を食べたあと、映画でも観に行くかという話になり朝9時から上映があった『STAND BY ME ドラえもん』を観る。いくつかの話を繋いだダイジェストのような話。1編1編を知っているからこそ乗っかれるけれど、何も知らずに観ると、理解が出来ないと思った。美味しいものの人気投票をやって、その上位のものを、すべて皿の上に乗っけたような。それ自体はよく乗っけたなぁと思うけれど、美味しいものだけを乗っけてもやはりそれはバランスが悪いと思う。うーん、どうなのか。


で、今日は家のことをいくつか。家のリフォームの締めくくりとしてガレージのシャッターを直した。そのシャッターを少しペンキで塗る。横で娘がペンキをいじっていた。手とか足がペンキでよごれまくる。


あとちょっとしたことで、嫁と口論。僕も悪いのだろうけれど、まぁ、互いに大人げないところがあるのだろう。


昨日、今日となんだか眠い。昼過ぎにはうつらうつらしてしまい、昼寝をしても寝たりない。しかし、娘は僕を起そうとする。「眠いんだ」「起きてよ」「眠いんだ」を繰り返す。なぜこれほど眠いのかよくわからない。


夜ご飯は、娘と嫁が焼き肉を食べたいと言っていたので池袋のよく行く焼き肉屋さんへ。店長さんが僕らのことを覚えてくれていて『お久しぶりです』と言ってくれるのがうれしい。行きつけみたいな店が増えるのは嬉しいなと思う。


池袋からの帰り道。涼しいと散歩が楽しい。雑司ヶ谷付近は鈴虫がいっぱい鳴いていて本当に秋だぁと思える。