東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『備忘録的に』

5日(木)。近所に住むT夫妻が、近く引越のでその手伝いに行く。粗大ゴミとして処理する大型の家具を捨てるお手伝い。娘子も手伝ってくれるようで、家具を運ぼうとするが、さすがにデンジャー。T夫妻から片付けの際に出てきたクマのぬいぐるみをもらった。以前もクマのぬいぐるみをもらったので、ここに夫婦誕生。都内ではあるのだけど、少しばかり離れた所に引越されるようで、やはり残念。


6日(金)。レンタカーを借りて、我が実家へ行く。我が母に対しては問題なかったのだけど、父に対して少しばかり緊張を見せた娘子であった。と、夕食の調達も兼ねて春日部にある『ロビンソン』という百貨店に行くことに。住んでる地域的にだと思うが、母にとって「めずらしいものがあり、やや高級感もあり、便利」というと『ロビンソン』らしい。少し行けばどでかい『イオン』や『コストコ』もあるが。僕自身、『ロビンソン』に行くのは小学生以来だと思う。かつてはやはり『ロビンソン』に行くというとなにか特別な印象を受けた。今は無くなってしまったけど、たしか映画館が店内にあって、そういう作りはかなり当時としては斬新だったと思う。が、映画館は数年前に閉館した。今、改めて行けば、そこはどこにでもある百貨店と変わらないのだとは思う。ふと見上げた月が満月できれいだった。


一泊。仕事から帰ってきた兄に、「じじ、じじ」と積極的に寄っていく娘子。まぁ、祖父ではないのだけど。


経緯は定かではないのだけど、兄が近々家を出るようで、車をどっちが所有するかで揉めていた。翌朝、帰りがけに母に「いつ兄は、家をでるの?」と訪ねたら、「さぁ?今日のお昼は要らないって言っていたけど」と返事。母にとってはそれほどの大事ではないようだ。


レンタカーで帰路へ。途中で通った王子の飛鳥山は桜がとてもきれいだった。面接を受けた築地の会社から不採用の通知あり。実家にて、家族から一言も就職に関する発話がなかったのは、それはそれで気にしてくれつつなのだろう。そういった矢先だったのでやはり残念。


夕方に、僕一人で渋谷は代官山へ出かける。友人のバンドかげわたりのライブを観るため。渋谷から歩いたら少しばかり迷子に。やけに華やかな通りをウロウロ。西郷山の近くだったので、ライブハウスに入る前に西郷山を少し歩く。花見人多し。


かげわたりのライブ。メンバーチェンジを経て、印象が変わる。比較することは意味はない。今のメンバーのパフォーマンスを楽しむ。が、都合もあるのだろうけれど30分の持ち時間はやはり少ないなぁと思った。もっとたくさん時間があればいいのに。かげわたりの音楽は、浸るようにながーく聴いていたくなる。ライブ後は、挨拶をして帰路へ。渋谷も路地に咲く桜がきれいだった。


8日(日)。掃除などをしてから家族で出かける。近所の法明寺の桜はとてもきれいで花見の人たちが多かった。別に悪いことではないのだけど、やけにわぁわぁ叫ぶ若い人たちのグループがいた。楽しいのはいいけど、少しばかりうるせえよ。


その後、公園で娘子を遊ばせていると、園内の桜の木から花が、花びらまるごと落ちてくる。枝に停まっている鳥が花を啄んで、蜜を吸ってると嫁氏から教えてもらう。その落ちてくる花びらを木の下にいる子どもたちが追う。


横で、ブランコを猛然とこぐ中年の男性がいた。誰か子どもの付き添いかと思いきや、お一人でいらしていたようで、しばらくこぐと疲れたらしく端に腰を下ろし息を切らして「ぜーはー」してる。が、息が整うと再びブランコを全力で漕いでいた。何かぶつぶつ言っていたが、マスクをしていたこともあり聞き取れない。


もろもろ春めいてきた。