東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『プリンセスと叫ぶ娘』

tokyomoon2015-08-14

ここ数日はいくぶんか涼しい。夜もエアコンをつけなくてもなんとかなるくらい。このままこのくらいの気温が続けば良いなぁと思いつつ、まだきっと残暑の反撃がくるだろうなぁなどと思ったり。


仕事の一つで車で江ノ島のあたりへ行く。海の近くは渋滞が酷いイメージがあり心配だったので早朝から向かったけど思ったよりもスムーズに着いた。お盆が近かったこともあるのか。仕事とはいえ海に行くのは楽しい。昼間は入道雲が見えたけど、夕方になるとなんだか秋のような平べったい雲になっていた。帰りは渋滞もなく1時間くらいで都内へ。途端に現実に戻される。


昨日は午前中だけ仕事をしてから帰宅。呼ばれて家常さんの家へ。ちょうど昼時でご飯を食べており、なぜだか僕もそこに入りご飯をいただく。家常さんのお父さんが来ていた。似るもんだなぁ親子はとしみじみ思う。きっと自分も父と揃うとこんな風に似ているのだろう。縁は異なもので、この家常さんのお父さん、かつて僕が通っていた北海道の大学で教鞭をとっていた。僕が通っていた頃にはすでに異動されていたのだけど、教授の知り合いも少なからずおり、僕たちが指導を受けていた先生のこともご存知だった。不思議な縁。


食事の御礼というわけではないけれど、部屋の中にある木材などを車庫へ移動するのを手伝う。お父さんは木材に柿渋を塗っており、娘はそれを見ていた。夕方前に家に帰り娘と昼寝。起きてから家族で目白へ夕食に出かける。その帰り道、ペルセウス流星群が見えるらしいということで3人で空を見上げながら歩くが残念なことに見つからない。娘は願い事を言いたいらしく、流星を見つける前から「プリンセス!プリンセス!」と叫んでいた。


帰ってから久しぶりに娘と風呂に入る。カエルの話をしてくれと言うので、適当に思いついた身体を膨らませて風船みたいに浮かんで空を旅するカエルの話をした。


娘を寝かせてから、とある映像の公募に提出するための企画書などをまとめる。最初は台本を書かねばならないと思っていたので書き始めていたのだけど、到底〆切に間に合わず、これはダメだダメだと諦めかけた。それで改めて募集要項を読み直すと一次審査には企画書だけでいいらしく、企画意図やプロットなどをまとめる。無事に書類をまとめることができた。


とはいえ、短い文章の中で如何にアピールするかが大事な企画書というやつは苦手だ。できるだけ形にしたいといつも思う。かつても自分から企画を提出しなければならなかった時、プロットを書けばいいと言われたけど、それが書けずに台本の形で提出したことがある。その方が自分のやりたいことが伝わると思ったからなのだけど、プロデューサーの方に言われたのは「なげーよ」だった。つまりクライアントに見せるには、もっと要約した短い提出物が必要だったということ。なかなか難しいものだなぁと思う。


なんにせよ、ひとまず提出できて良かった。あとは吉報を待つばかり。