東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『意識の流れ』

tokyomoon2015-08-17

先週。とある映画監督の新作映画の初号試写を拝見できた。撮影は昨年の秋に2ヶ月ほどだったのだけど、そこから8ヶ月ほどポスプロ作業を要したという作品。


とても素晴らしかった、としか言葉としては言えない。窓辺のソファで眠る主人公がいて、彼女に当たる陽の光が変わっていく描写は、実際の現場でもライディングをこだわって撮影されたように思うのだけど、そのあとのポスプロ作業でかなりこだわって作業されたのではないかと思われた。死ぬもしくは終わりを迎える人たちの、ゆっくりとやってくるその時までを淡々ととらえるていることがとてもよかった。『さようなら』と題されたその作品。もう一度観たいと思う。



土曜日。午前中は娘と自転車や逆上がりの練習をして、午後から家常さんと一緒に、東京オペラシティでやっている『鈴木理策 写真展 意識の流れ』を観に行く。前から観たいと思っていた鈴木理策さんの写真。水面の蓮や雪がかかる木々、桜など、写真として切り取られるとハッとする作品になるから不思議だ。あまりそういうことはないと思うのだけど、館内の写真撮影が大丈夫だったので思いつくままに写真を撮る。娘は雪の結晶を撮った作品が良かったと言っていた。


日曜日。家常さんの家の片付けなどを手伝う。この日は家常さんのお父さんだけでなくお母さんもいらっしゃった。家族総出。古い椅子を解体するのにノコギリで背もたれなどを切っていたらなんだかやけに疲れた。昼食は家常さんのお母さんが作ってきてくれた料理をご馳走になる。その後、少し仕事で職場へ行ったのだけどなんだか調子があがらず、帰宅して娘と一緒に寝てしまった。


今朝は雨。もうなんだか涼しい風が吹いている。