物事がうまく進まない日、というのがあるのかどうかよくわからないのだけど、先日仕事に出かけようとすると玄関で足を捻り、冗談で「今日は何かあるかなー」などと思っていたら、仕事ででかけた先の道路で車に轢かれてしまった鳩の亡骸を見てしまったり、急な案件に右往左往したり、スケジュールの都合で一つの仕事が無くなってしまったりなんだか畳み掛けるようにいろいろと重なった日があった。
そんなものなのかなぁと思いつつも、あまりにもいろいろ1日で重なりその日はさすがにグッタリした。
仕事でバタバタする日々ながら、家に帰り、なんとなくまどろむので映画でも観るかなぁとテレビをつけて、
フランシス・フォード・コッポラの『地獄の黙示録』
ウォルター・サレス『モーターサイクル・ダイアリーズ』
神代辰巳『一条さゆり 濡れた欲情』
といった作品を日替わりで観るけれど、どれも中盤で寝落ちという体たらく。
マーティン・シーンがマーロン・ブランドを探しに行ったと思ったら、寝落ち。気づけばマーロンブランドが川から顔を出して幕。
ガエル・ガルシア・ベルナルが旅立ったと思ったら、寝落ち。気づけば友人と別れて帰路へ向かい幕。
伊佐山ひろ子が大阪の街を闊歩していたと思ったら、寝落ち。気づけば警察署前で全裸になって確保され幕。どれも中盤をすっ飛ばしてしまうという、映画鑑賞あるまじきことになってしまった。
霧散しているなぁと思う。
だから会社の同僚から「これ面白いっす」とハネケの『ファニーゲームUSA』のDVDを貸してもらえたのだが、とてもファニーゲームを観れる気持ちの余裕など無い。むしろファニーゲームを観るには相当に仕事に余裕がありいつも定時であがれるほどのゆとりがないとダメだろう。23時過ぎにクタクタになって帰宅した身でアレを観て楽しめるタフさを今は持ち合わせてないと思う。
そして、昨日。仕事の諸用でパスポートが必要になり、申請を出していたパスポートを受け取りに池袋のサンシャインシティにあるパスポートセンターへ行く。人生36歳にして初のパスポート。持つものだなぁ、持たないと思ってた。海外かぁ。
関係ないけど、パスポートセンターの証明写真の撮り方説明が画像つきであり、そこに良い例悪い例があるのだけど、悪い例にあるこの画像。
本来、こういう画像は不機嫌な表情だと思うのだけど、とても素敵な満面の笑みなのにこんなキャプションつけられたらなんだかかわいそうだな。
