東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『急に秋が来た』

tokyomoon2015-10-26

先日、雑司が谷であった『御会式』の日、明治通りに近くで火災があった。僕が合流したくらいの時に黒煙があがり、ざわついていると消防車が駆けつけた。僕らは行列の行進中だったのでその流れに沿って現場を通り過ぎたけど、火事は近くの家にも燃え移って、その後の行列は中断を余儀なくされたらしいし、いつもは深夜0時くらいまで盛り上がる祭りだったけど、その日は夜の22時を過ぎるともう終わりを促されているようだった。


火事の出火元の飲食点の隣が、ステンドグラス屋さんの工房だった。ずっと手作りで工房を作っているのを横目に見ていた。その店で、嫁と娘が僕の誕生日プレゼントにランタン型の電気スタンドを作ってくれていた。火事の被害にあってしまったらしくその日から入口が閉まっている。なんだかとても残念だなぁと思うけど、こういう被害はいつ何時起こるかわからないし、僕らにだって可能性があるわけで、気をつけなくてはならないなぁと思う。


なにせなんだか秋が、急にやってきた。昨日あたりからいきなり寒い。涼しいを通り越して、寒い。空は快晴だけど乾燥してきてる気もする。考えてみたらもう11月になるか。


いろいろバタバタした10月。振り返るとあたまに韓国に行っていたのだけど、もうなんだかずっと昔のことのように思う。


一昨日の夜、仕事終わりで雑司が谷の料理屋さんで嫁と娘が、幼稚園に通うお子さんのお母さんたちと夜ご飯を食べており、そこに娘を迎えに行った。歩いていると、自転車に乗る男性と女性が向かってきた。どこかアジアの国の言葉で話をしている。留学生だろうか。すくなくとも日本人ではない。自国を離れた場所で、自転車に乗るほど日々の生活としてこの国日本人溶け込んでくらしている。そこまでになるのはどのくらいの時間がかかるのだろう。そんなことを思う。