東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『試写を観る』

tokyomoon2015-10-27

仕事の縁があり、ある映画を試写で見させていただく。前編後編の二部作で続けて観させてもらったのだけど、骨太な感じでとても良かった。平日の昼間から夕方にかけての試写で、少し無理をして観に行ったけれど、そうすると案の定、留守番電話がたくさんはいってしまっており、終了後にワタワタオロオロする始末。でも、映画を観させてもらえるのは有難い次第です。しかも実際の公開は来年の春以降だし。


そして一方で、こちらも仕事の縁で、一本ブルーレイで映画を観る。面白さには様々あるし、そこは人それぞれが映画を通して感じればいいものだと思う。まして、それが興行としてヒットしたのであればそれは成功していると言っていいわけで、そういったものに何か物言いをするというようなことはもちろんないわけで。いろいろと難しい。作るからには多くの人に見てもらいたいとは、作り手側の誰もが思うことだと思う。そのためには多くの人に共感を持たれる題材を選び、キャスティングをし、脚本もそういう狙いで作られるべきだから、そこに標準を絞るのは作り手側として当然だと思う。


だからやはり受け手の意識なのかと思う。良いものを良いと選び、そこにちゃんとお金が入るようになるには。興行のベスト10に入る作品ばかりが映画ではないし。そういった作品も、単館でかかる作品も良い作品にお金が回るようになるには受け手の強い意識次第なんだろう。


それとはまったく関係なく、我が家の子猫たちは日に日に成長していき、それに伴い暴れ方も勢いを増す。テレビの上や本棚、CDラックに乗り、本やCDをなぎ倒し、コンセントに噛みつき、机の上の書類をまちきらす。夜に帰宅すると部屋が嵐でも通り過ぎたかのような惨状となっている。元気があることは良いことだけれども、困った子猫たちだ。