東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『ゆっくりとした朝に』

tokyomoon2015-11-12

11日。仕事で江古田にでかける用件があり、朝、少し余裕があったので洗濯をし、少し買い物にでかけ、結婚式で使ったスーツをクリーニングに出しに行く。買い物帰りに家の近くの神社に寄る。晴れて気持ち良かった。朝、少し余裕があるとなんだか贅沢な気分になる。


江古田で普段利用する降り口と反対側を歩くと目の前に、日本芸術大学があり驚いた。こんなに駅の目の前にあったのか。江古田はしばしば来ていたけれどこんな近くに日芸があるとは知らなかった。大学構内を散策したかったけど入口に物々しい警備の人が立っており、呼び止められるのも嫌だったので入るのは止めた。大学って昔はあんなに警備の厳しいところではなかったと思うのだけど。


先日観たドラマ。岐阜発地域ドラマ『ガッタンガッタンそれでもゴー』。

過去の記憶は、喜びのものばかりでなくイジメにあった辛い悲しみも混在するけど、どちらも忘れ去られるものではない。母の死により生まれ故郷に戻った主人公が町おこしのために作られた廃線を利用した自転車型のトロッコに乗り、暗いトンネルを抜ける。それは遅々とした速度かもしれないけれど、確実に前に向かう。というか前にしか進まない。前に進む原動力として喜びが悲しみの『カコ』が『イマ』を後押ししてくれる。とっても面白かった。


ピーター・ウィアートゥルーマンショー』。WOWOWでやっていたものを観る。設定や主人公のキャスティングなどドタバタしたコメディなのかと思ったらそんなことはなく、いろいろとじっくりと丁寧に描いた話だった。脚本の担当がアンドリュー・ニコル。『ガタカ』の監督だった。なるほど。主人公のキャラクターは違えど自分の環境から脱しようとする執念というものが根底に共通しているような。面白い作品を連続で作るもんだなぁ。