東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『クリスマスとその他のこと』

tokyomoon2015-12-25

クリスマスということで、娘には無事にサンタさんからのプレゼントが届いた。朝、目覚めた娘が枕の側のプレゼントに気づかずに、「そこの、それ、なんだろね」とさりげなく言ってみたりしたけれど、プレゼントを喜んでいたから良かったのではないか。といっても、いろいろな準備は全部嫁さんがしてくれたので僕は何もしてないのだけど。ありがたや。「きっとこんな朝早いから私が一番最初にプレゼントもらったかもね」と娘はご機嫌だった。


そういうこととは別に世の中はなんとも嫌なニュースばかり。どうなっていくのだろう。そんな最中、23日の天皇誕生日の記者会見の全文を読んで(http://mainichi.jp/articles/20151223/k00/00m/040/131000c)、政治的な立場には立てない人の、それでも個人の言葉とは異なる影響力を持つこの極めて特殊な言葉についていろいろ思う。23日は原宿の近くで仕事をしたのだけど、明治通りが物々しい様相だった。街宣車からの声がした。近くには明治神宮前があり、明治通りから向かう道路は交通規制があった。23日に誕生日を祝ったかと思えば、24日と25日にはまたずいぶんと異なる特殊な方の誕生日を祝う。そんな国。そういえば隈研吾さんの案が国立競技場の新案に選ばれたとのこと。どのようなことになるのかはわからないけれど、僕自身は隈研吾さんの本にも刺激を受けた身なので個人的にはどのようなものになるのか気になりつつも、個人的にはオリンピックはなんの興味もない。


職場の同僚の4歳になる息子さんが、「スターウオーズ」の新作を心待ちにしているようで「フォースの覚醒、フォースの覚醒」と家でワイワイ言うのだという。本当か。4歳の子供が「覚醒」なんて言葉を使うのだろうか。だけど嬉々としてスターウオーズのポスターの前で笑顔を見せる写真を見せられると、どうやら本当だと思われ、4歳の子供に「覚醒」などという言葉を使わせる「スターウオーズ」の力に慄いたりもする。