東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『ネコ屋敷になっている』

tokyomoon2016-02-08

年末年始の帰省の際に猫を預かってくれたMさんが家を留守にするとのことで猫を預かっている。預かり猫2匹。我が家の猫4匹。合計6匹。猫屋敷だ、どこいっても猫がいる。


そして我が家の若手3匹は避妊手術などをし、オス2匹は去勢されモノが無くなっており、メス1匹はお腹を開いた跡をつけて戻ってきていた。詳しいことはすべて奥さんがやっており、状況はわからないけれど、豊島区に住むノラ猫の避妊手術というものを費用安くやってくれる獣医さんがいるらしい。


避妊手術が理由というわけではなかろうが、オペ後のメス猫の周りへの威嚇のしかたが尋常じゃない。特に居候の2匹に対して沸騰するんじゃないかってくらい「フーフー」言ってる。で、居候猫の1匹はこの空間が慣れないのか明るいうちは押入れから出てこない。怖がっているか日の光を浴びると溶けてしまうのどちらかだろう。昨夜、遅い時間にやっとこさその姿を現したけど、すかさず我が家のメス猫に「フーフー」言われ慄き押し入れに戻っていった。猫社会も甘くない。


日曜は日差しも暖かく日中は気持ちよかった。3時過ぎに娘と公園に散歩に行く。公園に、2歳前後の男の子がいて、おばあちゃんに押してもらいながらブランコに乗っていた。娘がその横のブランコに乗って自分で漕ぎだす。「おねえちゃんは上手だねぇ」なんて言われており、なんだかすっかり成長しているようにも思う。家に戻る途中、お気に入りのキーホルダーを落としたといってオロオロし、家に帰って泣き出したが、よくよく調べると家にそのキーホルダーがあった。「よく調べないですぐに泣かないっ」と嫁さんに言われてまた泣き出した。成長したかと思いきやまだまだのところもある。


ティム・バートン監督『ビッグ・アイズ』。色彩設計がキレイ。画面が賑やか。それとは別に何をもって絵とは評価されるのかというところを考える。マーガレット・キーンの絵が評価を受けたのはどんな利己的な主人であったにせよ、ウォルター・キーンの商売人としての手腕によるだろう。どんな才能も、それを見出し、世に出してくれるプロデューサーが必要で、きっとそういった巡り合いがなく、世に知られぬままひっそりと終わってしまう芸術家たちはごまんといるんだろう。その出会いは縁としか言いようがない。