東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『束の間の休み』

大型連休といえども仕事があり、日々少しずつでもと思っている日記の更新もできず。それほど秒単位で仕事をしているわけでもなしなのだけど、夜に家に帰って落ち着くと、なんとなくダラダラしてしまい書き出さない。それで眠ってしまう。


疲れも多少ある。ここ最近、というかしばらく歯医者に行けてなく、詰め物が取れた箇所が痛む。おそらく睡眠も取れてないからだろうけれども。


そうは言っても一昨日。やっと1日落ち着いたらので家族で車で出かけた。あまり目的も決めず栃木の方へ。それで宇都宮の手前あたりで降りて、なんとなく散策。大きな通りを避けて小さな道を走り、少し林の中を抜けるような道を走る。風が木々の間を通り抜ける音とか鳥の鳴き声しか聞こえないような静かな場所を通り過ぎるとそれだけで落ち着いてくる。

残念なのはそういう場所に不法投棄のゴミが大量にあることで、それにびっくりする。悲しくなるもののどうしようもない。


さらに車を走らせると大きめの寺があり、そこの境内にとても古くからある小さな公園があった。錆び付いた遊具。終焉を迎えた場所に置き去りにされたような場所に思えた。


それと境内にとても立派な木があった。絡み合うに螺旋を描いて空へ伸びていく。思わず見とれた。

その横に太平山という山があり、思い返せば小学生の頃に遠足で来た場所だった。来たら思い出すかと思ったけどまったく覚えてない。娘と歩く。頂上からの風景は見晴らしがいい。


その付近で評判の蕎麦屋へ行く。混んでいてずいぶん待たされたけど、出てきた蕎麦はとても美味しかった。そして蕎麦湯も濃くて飲むとホッとする。


それから銭湯へ行く。外へ出るともう日が暮れかかっていた。なんてことない夕暮れなのだけど、なんだか見入ってしまった。


21時過ぎに帰宅。友人のMさんから預かっていた黒猫クロを返しに行く。徐々に慣れて最近はエサをねだるくらいに甘えてきたところでのお別れ。また来た時に覚えていてくれたら良いなぁと思う。