一昨日、夜22時を過ぎたあたりで家に帰ると、布団の中には入っていたけれど、娘がまだ起きていて、少し不思議なことを言う。家の中に座敷わらしがいて呼ぶと来る、という。「いるよ」と言うのだけど、それがどういうことかよくわからない。横で日中に干した洗濯物をたたんでいると、やがて眠りについてしまったのでいよいよ事の真相はわからなかった。
先日、ツタヤでとあるアニメを借りたところ、娘がそれに夢中になり、続きも借りてきて、というのでさらにいくつか借りて、ついでに自分の観たいものも借りる。WOWOWやBSの映画でもたくさん観れるなぁと思ったけど、いざツタヤに行くと、「あ、これも観たい」という作品がたくさんある。
クリント・イーストウッド「ハドソン川の奇跡」
橋口亮輔「恋人たち」
山戸結希「おとぎ話みたい」
大袈裟なことを大袈裟に描くわけではなく、あくまでもそこに存在する人の生がきちんと描かれている。その中の葛藤、怒り、苦しみ、そして喜び。良い映画はい良い刺激をたくさん受けるなぁ。そして魅力的な役者さんの、どれほど魅力的なことか。こればかりはどう言えばいいのか。ただ、そこに映ってるというだけで画になる。
そしてそんな最中、『恋人たち』にかつて同じ演劇学校に行っていた女優が出ていた。ワンシーンの出演ながらもとても印象深いお芝居をしていた。良い役者になってるなぁと。そして、良い具合に歳を重ねているなぁと。合わせ鏡というわけではないけれど、その女優が歳を重ねているように、僕も歳を重ねていて、しかし、彼女のようにきちんと良い味を出せてるかは甚だ微妙だ。
それとは別に、NHKの『ミュージックポートレイト』という番組に、大学の同期のYしゃんが関わっていると連絡が入り、昨夜見る。テレビの制作は大変だろうなぁと。ここ3週間ほど休みなく働いているとのこと。至る所で、いろいろな人たちが頑張っている。
自分ももっといろいろやらねばならないと思う。もちろん、インプットも大事。映画も本ももっと読むし観る。舞台も最近行けてないしなぁ。