東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『横浜で短編演劇祭』

tokyomoon2017-03-06

仕事の縁もあり、横浜で行われていた、『第2回かながわ短編演劇祭』のAブロックを観に横浜へ。最近、なかなかお芝居を観に行けないのだけど、全国、そして台湾の作品など刺激を受ける作品がたくさんあった。演じる役者の方々の身体性も魅力的な人たちがいた。20分という短い制限のある上演。時間軸が飛んでいく作品もあるけれど、実際に20分の間で進行する話もいくつかあった。例えば友人が家に尋ねれきて、少しのやりとりがあり「今日は帰るよ」といって出ていく。物語が進行していくのを観ている僕からすれば濃密な時間が進行して、友人が出ていくとともに物語の幕が閉じるけど、実際のところ、わずか20分で、はるばるやってきた友達はおそらく帰らないだろう。それでもその時間にリアリティを感じるというか20分以上のものを感じるのは、実際の時間と舞台上の時間の進行が異なるからだろう。なんにせよ、6作品が上演されたけど、そのどれもが面白く刺激を受ける。


そして、横浜。副都心線から東横線の直通電車に乗ると1時間かからずに元町中華街駅にいける。山下公園や港もすぐに出れる。観劇後に、港の見える丘公園や元町付近を少し歩く。東京とは異なる雰囲気がなんだか楽しい。丘は結構急で、それを上るとひらけていて海の向こうの工場地帯が見渡せる。またのんびりと来たいと思う。


その前の日は、都電に乗り、王子駅から埼玉高速鉄道浦和美園へ。そこのショッピングモールに小学校で使う上履きなどを買いに行く。いろいろなものが揃ってきて、いよいよ小学生になるのだなぁと思う。夕ご飯を食べてから帰ったので少し遅くなってしまう。都電の中で、娘とあっち向いてホイなどをやる。夜の都電はなんだか物哀しい気持ちになり、見慣れてる東京の風景が、住んだことのない別の街に来たような気になる。