東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『早くも半月ほど過ぎ』

tokyomoon2018-01-17

気がつけば年が明けてから半月が過ぎてしまっている。年明け、いろいろあったもののひとまずは毎日をなんとか過ごしている。


年末は例年通り家族で過ごし、大晦日の23時半頃に鬼子母神堂へ向かい、初詣のため並ぶ。年が明けてお参りしてから、大鳥神社へ。こちらでも挨拶をする。1時間くらい外にいたことになったけど寒さはそれほどでもなかった。翌日は僕の実家へ。兄夫婦も遊びにきてのんびりとした一日を過ごす。かつて、家の周りは田んぼだらけだった。夏はカエルがうるさいくらいに鳴いていた。冬は凧揚げをする人がそこそこいた。今は開発に伴い、田んぼは大分姿を消した。仕方がないことだとは思いつつ、かつて自分が走り回っていた田んぼが無くなるのはそれはそれで寂しい。娘と家の周りを散歩し、田んぼの畦のところで娘が走り出したのを見たときはなんだか感慨深いものがあった。子供は走るものだなぁ。僕も娘と同じようにいつも走り回っていた。


翌日、嫁と娘は山形の嫁の実家へ向かう。僕は仕事もあったので東京で留守番。娘達を東京駅へ送った後、渋谷まで向かい、少し余裕もあったので映画でも見ようかと思った矢先、ふとズボンのポケットを探ると家の鍵がないことに気付いた。家の中に鍵を置いて、嫁が鍵を閉めて出てきてしまっていた。慌てて東京駅へ向かう。ついていたのは、嫁達は少し余裕をもって東京駅へはいっていたので、渋谷から向かって、ギリギリ乗り込もうとしていた電車に間に合った。嫁の持っていた鍵を貰い、安心して家に帰る。猫達とグーグー寝る。それから毎度遅い年賀状の作成をしたり。年明け2日ほど、月がとても大きいスーパームーンだった。


仕事もしたけど、少し余裕ができたところで映画を観たり、写真展へ行った。映画は『オリエント休講殺人事件』。写真展は東京都写真美術館の『無垢と経験の写真 日本の新進作家vol.14』を拝見。面白い作品を作る人たちがいる。個人的には金山貴宏さんの写真にとても惹かれた。実母と育てられた2人のおばの写真たちが、どこか不思議で面白い。正月休みの間にいろいろインプット。刺激を受ける。


そんな最中、少し日中に落ち着いた日。掃除をし、洗濯物を干し、充実した時間を過ごしていた。それで気が緩んだのか。階段で足を踏み外し、ズルズルと階段の下まで降りてしまい、そのまま右足の小指を強打してしまった。階段を踏み外したショックが最初はあったものの、やがて小指の痛みにいろいろ引っ張られる始末。夜になって靴下を脱ぐと少し引くくらい紫色に腫れており、折れたかもしれないと心配になったけれど、動かすことができるのでそこまでではないようでホッとする。それにしても、これまで何年も暮らしていた家の階段で、初めてと言っていい滑り方をした。2018年の始まりとして極めてさい先が思いやられる。


そうやってバタバタと過ぎていく日々の中で、昨日はこんな時期には珍しい雨だった。久しぶりにゆりかめに乗ったが観光客をよそに先頭車両に陣取り、ゆりかもめが走る車窓からの風景を楽しんだりした。