東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『心地よい週末/下北沢』

tokyomoon2018-05-21

風邪は回復したものの、咳が止まらず、仕方がないので病院で咳止めを処方してもらう。当然といえば当然なのかもしれないけど、咳止めを飲むと咳がピタリと止まる。薬ってすごいな。あまり頼りすぎたくはないけど。


とあることで、ブログに関して二つ問い合わせをもらう。一つはプライバシーに関すること。一般人のブログとはいえ、これが限定的な公開ではなく、インターネット上で、広く公開しているものであり、そこに記載されたものは検索をかければ出てくることを改めて理解して気をつけなければならない。書く側の責任がある。


もう一つは過去の日記に対して問い合わせ。そんなこともあるのかと驚いたのは、自分だけしか気にしないようなことをなんとなく日記に書いたら、それに反応してくれて問い合わせをもらった。それで、そのことに触れている人たちがネット上に少なからずいたことを知った。ネットの面白さはそういうところだなぁと改めて思う。ネットで調べれば、たいがいのものは誰かが興味を示したりしている。そのことで見知らぬ他者の考えを知ることができる。その方から電話で連絡をもらい、拙いながらも少し話をさせてもらう。それで、改めて自分の中の考えもまとまる。


土曜日。家の近くを根城にしている野良猫で、体調を悪くしている猫を一匹家で世話をしている。西ヶ原にある病院に連れていく。野良に対して理解をしてくれている犬猫病院で、野良も熱心に世話をしてくれる。腎臓を悪くしてしまい、食欲がでないので、点滴を打ってもらう。発見されたときは、歩くこともできないくらい衰えていたのに、少しずつ元気を取り戻してきている。嫁や娘が看病を頑張っているからだろう。頭を撫でられるのもなんなら抱っこされることもまったく抵抗しない。抵抗できないのもあるのだろうが、ちょっと甘えたがりになってきた。嫁や娘、そして、ついでに僕のことを受け入れてくれているのかもしれない。

夕方。ガレージを少し工事することになり、工事に向けて、荷物を整理。きっぱりと捨てるもの、取っておくものをわけて、取っておくものを近所の家常さんの家のガレージに置かせてもらう。ある程度、まとまる。まだ明るいなぁと思ったら、気がついたら18時半を過ぎていて、いつのまにか日がだいぶ長くなったと驚く。夜は東池袋の馬肉のお店に家族で行く。店内のモニターで、「ライムライト」が流れていた。帰りは肌寒く、半袖だと風邪を引きそうになる。


日曜。掃除、洗濯をしてから仕事の縁もあり、下北沢で舞台を観る。駅に着くと通い慣れた南口改札が閉鎖されていた。南口を出て、劇場にずいぶん通った。もうなくなってしまうのだな。いつまで続くのかわからない下北沢の駅前の工事がさらにいろいろ進んでいて、なんだか整った駅前になってしまうのかと少し残念な気持ちになる、が、これも時代なのか。


駅前劇場で観劇。駅前劇場なんていつ以来だろう。建物の外観はかわったけど、建物の三階につくと、駅前劇場か同階にあるオフオフシアターのどちらに行くのかを制作のスタッフさんに見られているようで申し訳なくなる気持ちはかわらない。駅前劇場のこじんまりとした感じ。そういう空間だからこそできる舞台があると思う。その面白さ。お芝居はとても楽しかった。充実した気持ちになり劇場を後にする。雲ひとつない穏やかな日曜。下北沢は人が多い。駅前はどういう風になるのか。完成予想図があったが、どうってことないどこにでもありそうなありきたりな綺麗な空間になりそうだ。それを望む人もいるのかな、ならばもちろん仕方がないけど、ごみごみとして狭い路地に面白いお店があって、そこで何か見覚えのない新しいものと出会うことが下北沢の醍醐味のように思うのだけど。


夕方、地元に戻ってくると、だいぶ長い飛行機雲が空に浮かんでいるのを見つけた。良い天気。


それから家族で、目白のインドカレー屋へ。ナンが驚くほどでかく、大変ボリュームがある。食べている時は辛くて汗がでるくらいだったけど、お店をでると夜は半袖では寒いくらいだった。薬が切れると咳が止まらない。