東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『ようやく一息つく』

ここ数日、曇りかと思ったら、夜に雨が降る、みたいな日々が続いた。ちょうど職場を出て移動しようとすると雨が降りだす。何かしら図ったようなタイミング。そして、傘をささずにいけるかと思ったら、思ったよりも雨が降るし、なんとも難しい。

先週購入した家電が早々に家に届く。新しい掃除機はコードレスタイプなので、朝、目覚めて少し落ち着いたら掃除機をかける。猫の毛がね、多いので、掃除機は常にかけたい。片手にかかる重みはあるものの、これまで使っていたものに比べるとコンパクトで掃除はしやすい。ただ、吸引力があるのかはよくわからない。なんというか吸っている手ごたえがあまり感じられない。猫たちはというと、見覚えの無い細長い棒状のものがゴウゴウと音を立てるので目を丸くし、耳を立てて、警戒をしている。申し訳ないがしばらくは耐え忍んでくれ。

ここ数日のコロナの感染者数の発表と、騒がれる報道の感じと、識者と言われる方の意見と、身近な周りの人たちのトーンに、だいぶ差があることを感じる。周りはそこまで危機感がないが、仕事関係となると途端にぴりつく。社会的な側面もあるのだろうけれど。もちろんことは深刻だし、感染することに対してとても不安になっている人もいるわけだし。しかし、なんというか、いろんなところのバランスが、妙に歪で、一部の人ばかりが、気苦労をしながら日々、緊張感を強いられているような感じが、単純に気持ち悪い。

仕事終わりに、一つ、ここ数日でやっていることがあり、雨に降られながら渋谷へ移動し、喫茶店に入り作業をする。うんうんと唸りながら、とはいえ、気負い過ぎず、できる範囲でやろうと試み、昨夜、ようやく目星がついたけれど、もう少しというところで集中力が途切れて寝落ちしてしまい、今朝、モロモロまとめる。それでようやく終了。ひとまず、何かをきちんと終えることはホッとする。というか、やはり、いろいろしている最中は落ち着かないというか、そのことばかりを考えてしまう。特に、仕事を終えたあとしか考える時間がとれないので。こんなことではいかんなぁ。宮沢賢治カフカをみろと自分に言い聞かせねば。

そういえば、そうやって喫茶店で作業をしているとき、女性二人が世間話をしていた。耳を傾けたわけではなく、単純にその人たちの声が大きかった。どうも男友達で、誰それがカッコいいとかそういう話なのだけど、「〇〇くんと付き合うってある?」って片方の女性が言うと、もう片方の女性が「無いちゅうの無い」と言った。その言い方がなんだか面白かった。まったく可能性がないんだろうなぁ。なにせ、無いちゅうの無いらしいから。

今朝は携帯からアラートが鳴ってびっくりしたが、何もなくて良かった。止め方を知らずちょっと戸惑うけれど。あと、昨日今日と上着をはおってちょうどいい気温。まだまだ涼しい。梅雨明けはいつなのか。