東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

蝉、権利、そして天皇

世間は夏だ。
気温もすごいことになっている。
おかげで夜暑くて眠れない。あまり眠れないと、体がだるい。
だから食欲もわかない。夏ばてには早い。単純に自分の体が強くないのだろう。

昨日、夜勤明けに家へ帰る途中に、今年初めての蝉の声を聞いた。
蝉が先週の撮影のときに鳴いてくれていたらなぁ。作品をできるだけ夏のイメージにしたかったので、撮影当日快晴であったのは有難かったのだけれども、さらにもう一声あったら。しかしこれもタイミングだろう。映像はその時、その瞬間を切り取るものでなければならないと思う。だから撮影したからには2004年7月3日という時間を切り取っていなければいけない。その事実を、普遍なものに昇華していこうとしなければならない。2004年7月3日は蝉が鳴かなかった。そういう事実。ありのままの2004年7月3日を切り取って、映像に残そう。蝉は鳴かなかったけど、そのかわり素敵な夕日に出会えた。それでいい。

昨日はだからずーっと編集していた。一台のカメラで撮影していることから生じるちょっとした繋がりのズレにいまさら悔やむ。日の当たり方が変わってしまい、カットごとに色合いが違う。役者以外の他の音声がカットごとに違う。そのへんがどうしても素人の限界なのだろうか。知識がないことや機材がないことに悔しさが募るばかりだ。とりあえず音楽を入れる予定のところはある程度編集をしてみた。あとは今日の夜にOの家に行き、音楽を編集に使えるようにしてもらう。

で、いろいろ疑問に思うのは、実際に販売されているCDが編集に使用不可能であるのに、いろんな方法を試みることで使えることになるということは、その『いろんな方法』って違法じゃないのかということだ。もしそうだとしたら嫌なんで具体的な方法はここには書かない。捕まるのは嫌だしなぁ。で、そういうことを考えていくとネット上の文章っていうのはどうなのだろうかということに行き着く。今までこの日記上でいろんな文章を引用してきた。これって大丈夫なのだろうか。思いっきり勝手に使っている。A管理人が『はてなダイアリー』にこの日記をくっつけたことでちょっとビクビクしている。「何勝手に使ってんだ」とかいわれたらどうしたものか。だってコピーが簡単にできちゃったからつい、では通用しないのかなぁ。ビクビクするぜ、勝手に。

A管理人のおかげで『はてなダイアリー』に興味を持って、人の日記を少し見た。面白いな、人の日記は。いろんなことを発信している。本当に他人からしたらどうだっていい個人の生活を書いている人もいれば、勉強したことから思った自分の意見を発信している人もいる。僕は別にこの日記で自分の本当にプライベートなことを書く気はない。一応自分が思ったことを他の人の目が触れても大丈夫な文章にして、自分のために書き綴っている。だから、本当に個人的な日記を書いている人のページはまぁ面白いけど、刺激を受けるのはもう少し何かを発信している日記かなと思う。で、松本正輝という群馬に住んでいる方の日記の天皇に関する部分が面白かった。大変刺激になった。これについては自分でももう少しゆっくりと考えてから書いてみたい。ちなみに彼のホームページはこれ。
http://box.elsia.net/~kleinbottle526/
ここから日記に飛べてすぐに天皇のことを書いているところにいける。

そういえば昨日Oが明後日は仕事あるんですかとメールで聞いてきた。なぜだと返すと音楽の変換とか編集で徹夜になってもいいかとおもってときた。いや、俺は徹夜なんかしたくない。ゆっくり休みてぇよ。