東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

埼京生活『NHKの番組いろいろ』

■ 雨が降り続いている。まだまだ寒い。


■ 定期券にsuicaを利用している。といってもsuicaを知ってるのは関東圏の人だけなのだろうか。詳しくはこちらを参照していただきたい。簡単に言うとお金をそのカードに入金しておけばそのお金で切符の他に指定のキオスクやコンビニで商品を購入することも可能な機能が付いた『便利』な定期券と思っていただければいいかもしれない。このsuica、購入するときに預り金として500円を支払わなくてはならないことになっている。で、suicaを使い終わったときに駅の窓口にそのsuicaを戻すとその500円が戻ってくることになっている。どうしてそういうシステムになっているのかはいまいちよくわかならい。でも、まぁそういうシステムだと言われたらそれならそれで仕方がない。


■ ちょっとした事情で定期券とは別に購入したsuicaがあり、そのまま使わずに財布の中にずっとしまいっぱなしにしていた。持っていても使わないから払い戻して500円を受け取ろうとしたら、窓口の人にカードに100円残っているといわれた。つまり入金しておいたお金が100円残っているということ。そこから事態が不可解なことに。入金しているお金がない場合は払い戻し手数料は発生せず500円がすんなり返ってくるそうな。しかし入金しているお金が少しでもあると払い戻し手数料として210円を差し引かれて残りの金額が返金されるそうな。つまり100円入金していると210円が引かれて結果戻ってくるお金は390円なのだという。


■ 不可解。仮にそのsuicaに価値を見出すならまず空っぽのsuicaに500円分の価値があるわけだ。僕のsuicaの中には100円が入金されていたわけなので単純計算600円の価値があった。空っぽのsuicaより100円ほど価値があっていいはずなのだ。なのにそのまま返金をしてもらおうとすると空っぽのsuicaより110円少ない金額が返ってくるとな。これを不可解と言わずして何を不可解というのか。窓口の人は『入金してある100円を使って持ってきてくれれば500円まるまる払うから』という助言をくれたがいやはやなんともめんどうくさいことになった。なんというかそういうアドバイスをくれる前に何かをもう少し改善できるのではないのか。そもそも210円の手数料ってのが意味が解らない。suicaに入金しておける金額の上限は20000円らしいけど高くてそのくらいの金額返金するのに210円っていかがなもんか。時間外のキャッシュディスペンサーか。まぁそのシステムにせにゃならんなんかしらの事情もあるのかもしれないし、suicaをしっかり利用しちゃってる段階で文句言うのもあれかもしんないけど。腑に落ちないことこのうえない感じでした。


■ 何気なくテレビのチャンネルを回していたらNHK教育テレビ『知るを楽しむ』という番組をやっていた。その中で美輪明宏さんが寺山修司さんについて語っていた。おのれ、もっと早く気付いていれば。寺山さんへのインタビュー映像なんかもあってすごく面白そうだし。再放送もあるらしいのでこれはチェックしておきたい。


■ それで23時の少し前に今度はNHKにチャンネルを回した。情報番組っぽいのがやっていたのだけどどこか雰囲気がNHKらしくない。司会がオセロの中島知子だからってわけではなく、なにか画的な雰囲気に違和感が。で、気付いたのはテロップの付け方が民放っぽかったのだ。つまりゲストや司会者が話す言葉を画面の下の部分に文字で表示するあの手法が採択されているのだ。その昔とんねるずが頻繁に使い始め、今のバラエティでは定番というかむしろ番組によっては目障りなほど使われる(エンタの神様など)あのテロップ。まさかNHKでテロップを使うとは。しかし文字のフォントが少々お堅い。どこかぎこちなく安いカラオケの画面のような印象もあるけどああいう演出の仕方はNHKの番組としてはめずらしいのではないか。その番組は『プライスの謎』。番組の終わりのテロップを見ていたら山名宏和さんがスタッフとして参加されていた。なるほど。


■ で、23時から『謎のホームページサラリーマンNEO』を見る。これ、コントの番組だった。前からやってたらしいけど全然知らなかった。もっと早く気付いていればよかった。生瀬勝久さんを中心に入江雅人さんや田口浩正さん、マギー、渋いところで山西惇さんや中山祐一朗さんなんかも出ている。そして脚本が内村宏幸さんときた。なんだか、ちょっと前の民放の深夜番組のようなキャスティングだ。出演者のうち、演劇を齧ってる割合が多いところとか。『プライスの謎』の山名さんといい『サラリーマンNEO』の内村さんといいここだけ見るとNHKって感じのしないラインナップになっている。まぁ面白くてなによりです。