東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『空耳プラネタリウム』

■ 告知です。友人のバンド『かげわたり』が主催するイベント『空耳プラネタリウム』に演劇で参加します。ざっとした予定は以下。

かげわたり主催イベント
『空耳プラネタリウム』〜見えてくるよ 聞こえてくるよ〜vol.1
2007年7月7日(土)@六本木EDGE 14:00start
[出演者リスト]
【音楽】
the feedbacks / 青 / AIRMAIL / the spiritual / ザ・クレーター / かげわたり

【映像】
谷川純一(from カタカナ) 『vecono-cah 1.0』

【演劇】
松瀬研祐 『朝からの家』 / 冨江洋平 『七丁目のクリーニング屋さん』

【絵画】
酒井崇

料金・・・・adv ¥2,000 door ¥2,300 + 1drink
お問合せ・・・・info@kagewatari.net

詳細はこちら
『空耳プラネタリウム』
かげわたりwebサイト

このイベントは7月7日の14時から始まって、夜までいろいろな人がかわるがわるそれぞれの作品を発表していく流れになっていて、僕はお芝居をやります。
  
タイトルは『朝からの家』。僕は台本を担当。演出は背番号零という劇団で演出や役者をしている門田くんという方がやってくれる。ちょっと前に門田君が演出をやった芝居を見て、それがちょうどこの企画に参加することを決めた時期で、とても刺激を受けてそれで思い立ってこの芝居の演出をやってもらえないかとお願いした。これも何かの縁だと思う。僕自身、自分が書いた作品を人に演出してもらう機会なんてなかったので、どういう風になるのか、めちゃくちゃ楽しみ。台本はなんとか昨日書き終った。2人芝居。リーディングという前提で台本を書いたけど、その辺もどう演出するかは門田君にお任せしようと思っている。悪く言えば、丸投げだろう。だけど、そのくらいの方がいいんだと思う。脚本担当の仕事は台本を書いた時点でほぼ終わりだろう。あと、手伝うとしたら制作面だろう。冗談抜きで。もちろん、台本に関してはギリギリまでいろいろ模索をするつもりだ。仕事でどうなるか判らないけど、稽古も可能な限り行ければとも思うし。ただ、それでも諸々は全面的に門田君にお願いしようと思っている。

指摘というか、以前、書き途中の台本を門田君に見せたとき、台本の中で使われる人称のことを言われた。この台本、役者が独白をするシーンがかなりある。その独白に僕は一人称を使ったのだけど、門田君から独白で一人称が使われるのはめずらしいですよと言われた。言われるまでそのことに関しては全然意識がなかった。改めて読んでみて、なぜ一人称を使ったのかと言われるとどうもはっきりとした理由は挙げられないのだけど、とりあえずそれがしっくりきたのだけは確か。そのことに関してずっと考えている。単なる好みに終わらせるのではなく、そこに自分なりの考えを発見したい。そうすることで、どうして独白を台詞に使ったのかとか自分なりに整理がつきそうだし、そもそもこの芝居を作ろうとした意味も見えてくるような気がする。まぁ、それは大袈裟か。

いづれにしても1日かぎりのイベント。当然、公演も1回かぎり。そうではありますが、是非多くの方に観ていただきたいと思っております。僕の芝居だけでなくこのイベント自体に大勢の人が集まってくれればと思います。興味をもたれた方は是非、上記サイトをご覧いただければと思います。たくさんのアーティストが参加してますので。宜しくです。告知でした。