東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『10月14日』

■ 歯医者に行った際に、受付で領収証をもらっていた。特に必要なかったけど、捨て置かずに財布に入れておいた。財布の整理をする際にその領収証を見た。



『山下研祐』と書いてあった。よく間違えられる苗字だけど、せいぜい『村瀬』とか『松浦』とかで『山下』はでてこなかった。ここまで間違えられるとむしろすがすがしいくらい。気になるのは診察券とかすべての登録が『山下』で行なわれてしまったのではないかということ。これからその歯医者に通うにあたり、『松瀬』という名前は無事登録されているのだろうか。


荻上直子監督『かもめ食堂』をDVDで。小林聡美さんの料理を作る姿が、本当に、ただ『料理をしている』姿で、それがとてもいい。過去とか未来とか、そんなことはどうでもよくて、今、この場で、料理が作られていることが、そのまま映されているのが楽しい。喜びに溢れた空間がそこにある気がする。


荒牧伸志『APPLESEED』をヤフー動画で。フル3Dライブアニメというらしい。ふうむ。そういえば戦闘訓練シーンで坂本龍一さんの『coro』が使われていた。『APPLESEED』の続編『EX MACHINA』のメインテーマはHASYMOの『RESCUE』だし、なにやらつながってますな。『RESCUE』はかっこいい。You tubeで繰り返し聴いてる。


冨永昌敬監督の新作『コンナオトナノオンナノコ』が11月に公開されることを知る。楽しみが一つ増えた。


■ 曇り空の1日。夕方になり陽が落ちると、やけに静かさが強調されるような気になる。自転車で少し町を走る。静かな、静かな夕方。夜、風呂にゆっくり入る。汗をダラダラかきながら、『鳳仙花』を読む。人から、電気を消して、真っ暗な中で風呂に入るととても気持ちがいいのだと教えられたことを思い出し、それをやってみる。電気を消しても、リビングの明かりがもれてきて、真っ暗にはならないのだが。うす暗い中でぼんやりと湯につかる。ついついいろいろ考えてしまったけど、暗くしてお風呂に入るのは気持ちいいかもしれない。