東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『愛と笑いの夜』

tokyomoon2008-03-16

■ 土曜の日中、電車で羽田空港へと向かう。大学時代、いろいろなきっかけがあり、学校のあった北海道の帯広に開設されているコミュニティFM局でラジオ番組をやっていた時期があった。その当時のラジオを作っていたメンバーと久しぶりに東京で会うこととなり、羽田空港にやってくる面々を迎えにいった。


先日、佐賀に行くのに飛行機に乗ったばかりで、少しの間隔をおいてまた羽田空港にきた。こういうのは重なるもんなんだなぁと思う。空港はいつも触れている空間とは違っていて、なんだか面白い。未来都市みたいでいい。


東京近郊に住む先輩のRさんと、後輩のSと3人で到着ロビーをうろうろする。富山から来る予定の後輩Kを迎えるにはどのゲートに行くのだろうと探すも、どうも具合がおかしい。それでロビーで働いている人に尋ねると「それはANAなので、第二ターミナルです」と言われる。我々は主にJALの飛行機が発着する第一ターミナルをうろうろしていた、それも適当に。大間違いだった。それで両ターミナル間を行き来している循環バスに乗り、第二ターミナルへ。無事、後輩Kと合流。それにしても誰も後輩Kがどの航空会社の飛行機で来るか把握しないまま、迎えに行くという適当具合。さらに北海道から来る先輩のFさんの飛行機到着までにはまだ時間があったので、食事がてら僕の希望で展望デッキへ行くことに。なぜなら展望したかったから。


展望デッキというところに行くのは初めてだったのだけど、飛行機の飛ぶところを間近で見れて面白かった。飛行機が飛ぶのを目の当たりにして、あらためてなぜにあのような巨体なものが空を飛ぶのかと不思議でならない。それにしてもとても短い時間間隔で飛行機が飛んでいく。羽田空港はでかい飛行場なんだなぁと改めて思った。土曜はとても気温が高く、外は気持ちよかったけど、展望デッキは風が強くしばらくいると寒くなってきた。


それでFさんと合流。北海道から来たFさんはTシャツの上にスカジャン一枚、かつ、半ズボンで現れた。最も寒い所からもっとも薄着で登場。それから5人で東京駅へ。大阪から新幹線でやってくるYしゃんと合流し、めでたく今回の参加者全員集合とあいなった。


みんなで本郷三丁目にある鳳明館という旅館へ行く。終電も気にせず飲むならいっそ旅館をとってしまおうということになり、幹事をやってくれたRさんやKが手配してくれていた。僕はまったく知らなかったのだけど、この鳳明館がとても風情があっていい具合だった。都内に住む身でありながら、今後も利用したい気持ちに駆られる。日本人客も多かったけど、外国からの観光客が多いのもうなずけた。


それから居酒屋やらカラオケへ行く。メンバーの中にはすでに子供がいる人たちもいて、そういう人たちの話を聞くのも楽しい。子供の話は単純に面白い。大学の頃、この面々で飲み会を開くときは、僕は大体途中で酒に飲まれ深い眠りに落ちていたのだけれども、昨日はぎりぎりのところから回復を果たし、カラオケなどでもうかれて騒いだ。僕が歌をうたおうとするとFさんが僕のズボンを脱がしにかかるので、アレだったけれども。


いろいろと話を聞けば、それぞれに過ごしてきた時間があり、それぞれにいろいろなことがあったことがわかる。ただ、まぁ、根本のところはみんな変わってないようにも思う。この面々だからこそ楽しめて共有できる『ツボ』みたいなものが確実に存在する。


とても楽しい夜を過ごす。それぞれに別の場所で生活をしているので、なかなか会う機会もないのだけれれど、またどこかで会って愉快に騒げればと思います。というわけで浮かれて週末でした。