■ 日中はとても穏やかで心地いい天気。昼食も、せっかくだからとコンビニで適当に買って四ツ谷の土手のベンチで本を片手に食す。
大島渚さんの著作集。京都大学の学生の頃の話。噴出してくるエネルギーを何かにぶつけないと気がすまなかった学生時代。それが演劇や学生運動へとつながっていく。そこまで積極的だったかというと、僕はまったくそうではなかったけど、芝居や学園祭の実行委員の活動は勉強以上に積極的にやっていた。大学時代のそういう経験の方が、今の生き方の糧になっている。
本を読んでいると、老人やサラリーマン、小学生、いろんな人が前を通り過ぎていく。
それまでそんなそぶりは微塵もみせなかったのに、夕方になって突然の雨。変な天気だった。