東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『横の志村が気になって』

tokyomoon2009-09-17

15日(火)。諸々あり、23時過ぎに仕事帰りのSさんを捕まえて新宿で会う。かつて一緒に芝居の勉強をしたりした仲。Sさんと会うのは何時以来か、話をしていると少なくとも4〜5年は会ってないことになっている。印象は変わらない。ただ、熱心に芝居をやっていたSさんは今はもう芝居をやっていない。詳しい経緯は聞いてないけどそれも本人が選んだこと。ともかく元気でやってるのが何より。終電間際、「じゃあ、また」と言って別れたけど、次に会うのはいつになるのか。何か、理由がないと人と会わなくなってきてしまった。ちょっと前は、なんもないのに誰かと会って、会ったはいいけど結局無為な時間を過ごしていた様な気がするのだけど。


16日(水)。諸々あり、22時過ぎに仕事帰りの谷川さんと小竹向原で会う。少し飲みますかという按配になり、駅近くの居酒屋へ。気がつけば舞台の話題に。何か理屈の多い芝居が多いのではないかとかそういう。個人的にはそれはそれで良いと思うのだけど、多分表現の仕方で、その辺の理屈っぽいという印象は拭えるのではないかと。観終わってから後付けで、作品に対して何かをいろいろ付加していくけど、観てる真っ最中は、そんな理屈から遠く離れて、俳優の配置の良さとか、声とか台詞とか、照明とか映像のかっこよさとか、そういう眼や耳に飛び込んでくるものに対して素直に反応している様な気がして、それが如何に心地いいかで、その芝居に対する自分の反応があるような。まぁ、その、なんというか、結論としましては、そういう点で、マレビトの会は『面白いっす』と谷川さんに伝えたかった私なのでした。
それは置いといて、隣の席で飲んでいる男性が『ザ・酔っぱらい』と言わんばかりの酩酊っぷりを披露しており、「コントの志村けんか」という生き様でいたので、私と谷川さんは、ちょいちょいその志村に意識を持ってかれていたのでありました。