東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『犬きたる』

我が家に今、バーニーズマウンテンドッグという種類の犬がいる。1月に産まれたばかりの、まだまだ赤児ながら、すでに3歳である猫みぞれよりもでかい。




嫁松の実家はかつてゴールデンレトリバーを飼っていたのだが、2年ほど前に亡くなっており、新たにそこで飼う犬をプレゼントしてあげるという嫁松の野望により、先日の土曜日に購入の流れとなった。
猫に比べてすこぶる元気であり、暴れる。僕や嫁松の姿を見るやダッシュで目の前にやってきて、服や腕にかみつく。コードがありゃあ噛むし、ソファベッドの端を見りゃあ噛む。つまりなんでも噛む。
それまで平穏無事な日々を過ごして来た猫みぞれには申し訳ないが、しばらくは共同生活を満喫してもらえればと思う。さすがにまだ慣れてないのだけど。

それにしても暴れるものの、かなりかわいい犬である。はやくもipodを差し込むスピーカーかLAN回線をちぎり、猛威を奮ってはいるものの、そこをふまえてもかわいいよ、こんちくしょう。4月には嫁松の実家に行ってしまうというとそれはそれで寂しいものではありつつ、しかし我が家には猫がいるのでそれはいたしかたない。


日々の雑記。

大型の仕事は終ったものの、微妙にそれの残り仕事を引きずっている次第。やらなくてはいけないことがいくつかあるのだけど、そのうちの一つの仕事に手こずってすべてが遅滞している。仕事としてはあまりよろしくない事態。


そんな最中、久しぶりに充実したのは先日の木曜。仕事後に、池袋の街の開発計画というような内容で友人たちと話をした。開発計画というとアレだけど、ようは池袋というのはどういう街なのかということで、4人で話をしていたのだけど共通しているのはどこか半端な街であるというようなこと。繁華街としては渋谷や新宿におよばず、ビジネス街としても電気街としても下町としても決して一番ではなく、どこか陰を潜めている。豊島区とは言い得て妙で、地続きながらもここは『島』として孤立しているような潜め方がある。もしくは池『袋』という袋小路か。ならばこの街にふさわしいのは、きっと〜ヒルズや〜シティというような確立された地域ではなく、ごちゃごちゃと入り組んだ路地の様な歪な場所ではないか。それにしてもそういうことを話すのはなんと愉しいことか。帰りはみんな大好き副都心線で帰宅。


そういうば携帯は無事に直った。というか修理に出したものの異常なしということで帰って来た。「ボディをきれいしにしておきました」と渡されたソレはびっくりするほどきれいになっており、液晶画面の傷も、落としてヒビがはいっていたボディもへこんでいたボタンも全てがきれいで、おそらく新品と差し代わったのではなかろうかとさえ思われる。携帯を代えて2年が経ち、そろそろ買い替えようかと思っていたけど止めた。どうせ最近のdocomoは折りたたみやスライド式しかなく、僕が好きな直線型の携帯が無くなっていたので、こうなれば三菱製の携帯を持ち続けてやろうと思う。密かで、無意味な戦いであるが。